刈り取れニッポン、余力エネルギー

日常の中で、飛び回る電波。これを電気に変える技術が注目されています。

周波数帯はマイクロ波。これをアンテナで受信し、微小電流を起こさせ充電などに使います。インフラ(重厚長大な構造物)のライフログとしてセンサーなどの電源供給応用に期待できるとの事。

その他、温度差から電力を得ようとする微細装置も試作されています。こちらは、人間のライフログに応用されそうです。また、道路や通路の床に圧力センサーを設置しても電力発生源となります。

実は、火力を使わずに得られる電力はそこかしこにあるのです。それを如何に利用するか。そこが「デジタル文化レベル(仮称)」を示すことになるのだと思います。

「デジタル文化レベル」は、第一に電源供給に化石燃料を使わないことが優先されます。第二に省エネが優先されます。この二つだけでも世界トップレベルを取得できるのが日本であって欲しい。

けれども、デジタルを使う方は日本のレベルは高くない。「デジタル文化」の供給レベルは高いが需要レベルが低ければ、トータルで日本のレベルは上がらないことになります。

昔から、刈り取ったモノは「落穂ひろい」で無駄なくかき集め、上手に加工して、長く活用するモノ。日本の得意な文化です。これをデジタルでも日本が優位に立つように、「デジタル文化レベル」を引き上げていきたいと思いました。

「エネルギーハーベスティング」 携帯電波で発電(日経新聞)

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