鉄道ローカル線を貨物ネットワークで活性化

というシナリオは、ずいぶん昔からあるのですけれど・・・。

その昔は、鉄道でコンテナを沢山運んで、拠点の駅からトラックで配送していたと思います。筋肉隆々のおじさんたちがコンテナから積み荷をトラックに積み替えていた姿を子供の時に見た記憶がよみがえりました。

今、長距離トラック輸送が行き詰っています。需要に見合った運転手さんの数が確保できないのでしょう。記事にある通り、ローカル線は閑古鳥が鳴いている状態。これ、長距離トラック輸送の改善に役立てないでしょうか。ローカル線の最適なネットワーク化で、見た目輸送総延長が長いとしても、運べないよりはまし。その分、料金体系を柔軟にして、消費者の選択肢を増やす。届くのが若干遅くなるけれど総量の安い買い物を選択できるわけです。

消費者は敢えて「安かろう遅かろう」を選ぶ時代かもしれません。送料無料で届かぬ商品より、「果報は寝て待て」商品の選択肢が、このローカル線貨物ネットワークで増えることを祈りつつ。



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