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バーチャル恋愛、遺伝子のゆくえ

生物は遺伝子を残そうと様々な行動に出ます。なにより出会いを大切にします。有性生殖(以降、リンクはWikipedia参照)の始まりです。

赤の女王仮説」。「・・・有性生殖の有利さは、常に変化するような環境に棲む生物で発揮される・・・」とあります。無性生殖より二倍のコストがかかる私たち人類。けれども、環境変化に対応し子孫を残し続ける事ができるのです。

今、バーチャルという環境変化が膨らみつつあります。たった今は、外出を控える巣ごもりという環境の中にいます。「MIT Tech Review」の記事では、「・・・パンデミックが『我々全員が予想していたセックス・テクノロジー革命の時期を、より早めるでしょう』・・・」とありました。

「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」。それは、遺伝子が残るためには常に遺伝子を交換し進化し続けなければならないという意味。すなわち、恋愛成就。

ですが、バーチャルな世界で恋愛成就してしまうとどうなるのでしょう。

バーチャル恋愛 + デザイナーベビー = 進化しつづける人類

となるのでしょうか。

アフターコロナ。様々な変革が起こるであろうと予想されています。私たち人類の在り方も変わるようです。それは、恋愛も然り。愛の結晶も様変わりし、両親を知るべくもない子供たちの時代へ、足早に掛け抜けていくのでしょう。



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