AIと量子コンピュータと巨大生物の絶滅

カロリー換算すると、「人間一人は、1頭の恐竜に匹敵」とどこかで読んだことがあります。電気や燃料など合わせて、生活に必要なカロリーが莫大となりますね。

その人間たちがカロリー消費に有意な塊りを作れば「国」となります。大国のエネルギー消費は巨大生物が跋扈していた地球のカロリーのどれくらいに相当するのでしょうか。14億人がひしめく国はどうでしょう。

「自身が生きるためには、国を守らなければならない」。カロリーを維持するためには絶対的な有利な立ち位置でなければならない。ということで、結局、人間を凌駕する頭脳が欲しくなり、量子コンピューターと人工知能の研究開発が進んでいるわけです。太古の生物が生き残りを賭けて巨大化・肥大化したことと等しいと考えています。

巨大生物が絶滅したのは、「巨大隕石落下」説が通り相場ですが、その他、感染やら環境異変やら様々に要因説が唱えられています。巨大化・肥大化した国家の滅亡は如何に。おそらく、人間が量子コンピュータ+人工知能に判断を委ねるところから始まるのでしょう。人工知能が下した判断の背景には膨大なデータがあり、人間が同等の解析結果を得るためには天文学的な時間と超人的な能力が必要ですから、人工知能の判断にゆだねるよりほか方法がありません。

委ねた末に「地球上では、人間が最も無駄な存在」と判断されかねません。大消費がムダと映るのです。であれば、人工知能は人間以外の生物に影響がないように人間を抹殺することでしょう。人工知能と各種ロボットは必然としてつながっていますから、抹殺に必要なことは何でもできるはずです。これで、「人間絶滅」となるわけです。

カロリー換算からすれば、人間は絶滅する運命にあります。上記以外にどのような絶滅パターンがあるのでしょう。ひょっとしたら「人間不信」ということから核兵器に手を出し、関係ない生物もろとも絶滅してしまうのではないかと危惧しています。引き金は「大不況」。ここから人間不信が広がり、結果、大戦争へと突き進む。

こんな妄想が現実になるはずがない。あってはならない・・・けれど・・・。


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