「一夫一婦制が望ましい在り方」であるほど、(特に男の)性欲は社会的に害悪視される
かねてから私は、いわゆる「女をあてがえ論」・「皆婚社会待望論」・「弱者男性(非モテ男性)の恋愛・婚姻・生殖の権利」について否定的な立場を取ってきました。今回は改めて、なぜそのような立場なのかを説明したいと思います。
「皆婚は福祉ではない」という当然の事実まず何よりもおさらいしておかなければならないのは、なぜ「皆婚社会」は(個人ではなく社会的に)待望されているのか、ということです。その最大の理由は、それが共同体の「次世代再生産」を最も高い効率で行える手法だからです。できるだけ