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アルファベットの練習(Feedback)

課題をチェックして Feedback を付けました。

1回目の課題の回収が済み、全てに目を通しました。Feedback(フィードバック=コメントやアドバイス)と簡単な評価を付けましたので、返却されたら確認してください。それらフィードバックの一部を、ここでも紹介します。ぜひ参考にして、今回の課題(『エイゴラボ』のアルファベット練習)にも取り組んでください。

皆さんよくがんばって取り組んだので、提出されたアルファベットの練習課題は、全員が B 以上の評価でした。B はバッチリok の B です!(ほんの数名のみ、とっても丁寧に字を書いていたので A にしています。A はめっちゃええやんのAです。はい、すみません。ダジャレです。)
今回は、ペンマンシップ(英語の習字)なので、どれだけ上手に書けているかを見ましたが、いわゆる成績には入れませんので、AかBかについてはあまり気にしないでください。でも綺麗に書いた人にはAをあげたいです。

皆さんの書く字のクセもよく分かり、たいへん面白かったです。直した方がいいところと、そのままでいいところがあります。直した方がいいところには、コメントを付けました。あとで確認してください。

目標=何も見ないで、丁寧に、正確に、全て書ける。

アルファベットの練習は、写し書きだったからかもしれませんが、皆さんの書いてくれた英語の文字は、ちゃんと読めない字はなく、バッチリ書けていました。小学校の外国語活動と皆さんの頑張りの成果ですね。すごい。

私自身は、アルファベットがほとんど書けない中学1年生も、今までに見てきましたので、正直なところ「みんなレベル高いなぁ」と思いました。ただし、今はまだ序の口です。今回のようなお手本のある写し書きではなく、何も見ないで、丁寧に、正確に、アルファベットの大文字・小文字が、A〜Zの順番通りに、全て書ける(さらに言えば、速く書ける)というのが、まず最初のステップです。いや、最初の壁です。

まだそこまで到達できなさそうだという人は、来週、この目標に向けた課題を出しますので、そこでがんばってみましょう。今回はとりあえず、皆さんご苦労さまでした。

Feedback の内容を一部紹介します。

目標は《 丁寧に、正確に、順番通り、全て書ける 》ですが、もっとも大切なのは、「正確に書く」ということです。今回は、この点にしぼって Feedback を返しました。自分の書いている字はどうか、確認しながら課題に取り組んでください。

今回は、全部で 4つ の小文字( r、t、u、f )を取り上げました。小文字は難しいですね。しつこく、繰り返し繰り返し、K先生は指摘し続けるので、早いうちに直しておく方が後がラクですよ。心しておいてください。

1. 小文字の r ( v と間違われないように/n にならないように)

横に弧を描いて伸びる線を、ななめ45度ぐらいに伸ばしてしまう人がいます。そうすると、小文字の v のようになってしまい読み間違えやすくなります。まずは、グッと高く斜め上に伸ばしてから右に進みましょう。

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また、気を抜いてしまうと、そのまま下まで進んでしまい、小文字の n になってしまう人がたまにいます。明らかな間違いですので バツ になります。

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2. 小文字の t (1.5階の高さから書く)

小文字の t は、高さが 1.5 階建です。一番上と二番目の線の真ん中ぐらいから、下に向かってたて線を下ろしましょう。書き出しの位置が上すぎると、文字のバランスが悪くなり読みにくくなります。

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3. 小文字の u (最後の下に向かう線を忘れない/小文字の a と区別する)

小文字の u は、大文字とは違って、最後に下に向かう線が右側に付きます。これは毎回書くようにしましょう。理由があります。これも、小文字の v と確実に見分けられるようにするためです。手書きの場合は、確実に書き分けるために、色々とルールがあるわけですね。
一方で、パソコン等で打ち込んだ文字の場合、文字の飾りの種類(font、フォントって言います)によっては、この最後の下向きの線がない場合もあります。印刷された時は、確実に 小文字の u と v が見分けられるからです。

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小文字の u を書くときには、もう一点気を付けてほしいことがあります。手書きの小文字 a と区別することです。小文字 u の書き出しが、内側に入っていると、小文字の a と区別しにくくなります。(下の写真では、バツを書いてしまいましたが、これはセーフな感じです。が、非常に紛らわしいので注意してほしいところです。)区別して、分かりやすく書き分けましょう

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4. 小文字の f (書くのに慣れないと難しいかも。たて線はまっすぐ)

今皆さんが学習しているのは、ブロック体という書き方です。ブロック体では、たて線は、垂直に引きます。小文字 f のたて線は、垂直なたて線です。書くのに慣れていないと、くねくねになってしまうかもしれませんが、まっすぐ引くようにしましょう。

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以上、4つの小文字を取り上げました。

今回は、これらに気をつけて「正確に書く」ようにしましょう今週の課題でも、これらはじっくりとチェックします。他にも注意すべきアルファベットはいくつかありますが、また別の機会にお伝えしますね。

実は何通りかある(?) アルファベットの書き方

(この話は重要ではありません。飛ばしてもいいです。)

今回は、「正確に書く」ことを細かく言ってきました。とはいえ、アルファベットの書き方には、実は何通りかあって、どれが正確かというのは少しムズカシイ話だったりもします。本当はどれも正解ですからね。ここでは、みなさんの課題に書いてあるお手本を「正確」ということにしました。

どんな書き方の違いがあるのか、わかりやすいブログ記事があったので、参考のために下に載せておきます。どれも正解です。(なお、検索して出てきた内容であり、この英語教室とは関わりはありません。それはそう。)

『アルファベットブロック体書き方指導の現状』
https://ameblo.jp/hitomi-nakahashi/entry-12376123961.html

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さて、K先生は(同じ学校の他の先生も)ちゃんと他の文字と区別して書かれていれば正解として扱います。上でも書いたように、読みまちがいやすい書き方や、分かりにくい紛らわしい書き方というものがあります。それらは、直したほうがいい書き方ですので、先生たちは直すように繰り返し指摘していきます。(逆に、指摘されていなければ一応はokですね。)いずれにしても、まずは、お手本通りに練習をするのが一番確実です

また、書き順にも数通りある(きまりはない)ので、あまりこだわりすぎなくていいのですが、ただしこれも、あくまでもお手本を参考に練習してみてください。お手本の例は、丁寧に書くためには、優れた書き順です。慣れてきたら、一筆書きで速く書ける書き順もありますが、最初は、丁寧に正しく書くことが重要ですので、お手本通りに練習することをオススメします。

最後に、授業動画。アルファベットの発音も確認しよう。

休校中ですよね。時間があると思いますので、動画でも学習をしてください。文字を読むより楽でいいですよ。ネットで探すとたくさんの良い教材があります。ただし、あまりお勧めできないものも数多くあります。このサイトでは、K先生が内容を全部確認した上で、今の学習内容に沿っていて良いと思ったものを中心に紹介していきますので安心して見てください。民間の企業が配信しているものや、どこかの先生が個人で配信しているもの、その他と色々とありますが、どれも使えるものはぜひ活用してみましょう。今回は、3つ紹介します。

映像授業 Try IT(トライイット)
【中1 英語】 アルファベットの読み方、発音 (11分)
https://www.youtube.com/watch?v=Gayc6BB8W9w

一つ目、まずは発音がバッチリなこの動画。発音の確認は、口元も良く見て再現できるよう挑戦してみてください。誰もがマスクをしている昨今、動画教材は貴重です。最後にクイズ(練習問題)もあります。やりましょう。

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映像授業 Try IT(トライイット)
【中1 英語】 アルファベットの書き方 (14分)
https://www.youtube.com/watch?v=6-KiUgTwN1g&t=1s

二つ目、同じ先生によるアルファベットの書き方の授業。気を付けないといけないポイントを丁寧に説明してくれています。1階建、2階建、地下室付きの話が分かりやすいです。○階建〜は、よく使われる説明の仕方です。

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とある男が授業をしてみた
【英語】中1-0.5 アルファベットを覚えよう(小文字編)
https://www.youtube.com/watch?v=7EgZHqNF5xI

最後に、小文字の書き方について、この動画も分かりやすいです。(大文字バージョンもあります。)ただし、3階が出てきます。一番上の線のことを3階と読んでるだけですね。すぐ理解できると思います。一筆書きする時の書き順の話も面白いと思いますので、ぜひ見てみましょう。(約11分)

今日はここまで。
That's all for today. Talk to you tomorrow!