10月8日

2日ぐらい前から温めてた短歌を日付け回って9日になってツイートした

音楽と走行音と風の音沈黙加え
あの曲と走行音と沈黙を二人で奏でカルテット
あの曲と走行音とスパイスに沈黙奏で幸せを噛む

9日にツイートしたものについてしゃべる(現在13日の0時54分)

どれを選んだかというと

あの曲と走行音とスパイスに沈黙奏で幸せを噛む

これにした。と言っても今回は候補が二つしかないわけだけど、

これを読んだ当の本人(私はある人に向けて、というか、向けてないことも多いんだけど、一応モデルが存在している短歌を詠むことが多い)が、「あの歌ってどの歌?」と尋ねてきて、面食らってしまった。「え、どの歌だろう…たぶんmelt bitter(さとうもかさんの曲)?」と答えた。正直そんなに考えてなかった。漠然と「さとうもか」と考えて作った気がする。たしかこの日、あの人は車に乗るなり「今日はさとうもかちゃんが聴きたい」って言った気がする。

誰かが何かで、沈黙を「沈黙という音」と捉えていて(こういう捉え方をする人を何人も見てきた)、それで自分の中にも、沈黙も音の一つっていう意識があって、だからあの音と走行音と沈黙の三つを並べようと思った。スパイスって言葉を入れたのはその方が沈黙っていうのを特別な物として扱ってる感じが出るかなって思ったから。

厳密なイメージとしては沈黙は二人の沈黙なので、四重奏、カルテット。この言葉を盛り込む技量がなかった。

とまあ、こんな感じ。幸せを噛むは、まあ文字通りなんだけど、沈黙だから声を出してなくて、ってことは口を開いてなくて。むしろちょっと強めに、口をきゅっと結んでるのかなっていうイメージ。

幸せを噛み締めて生きたい。

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