『はじめての利他学』メモ

「菩提心」…すべての「いのち」を救いたいと感じる心
→仏道とは、いかにして菩提心を目覚めさせるかという道程。

〈最澄『忘己利他』〉
自分が他者の苦しみを取り除くのではなく、ともに苦しむこと(=共苦すること)が最も高貴な利他の行いである。
苦しみはときに耐えがたいものであるが、その苦しみにも意味があるなら苦しむ者の傍にいたいという心。

「忘己利他」は慈悲の極み
→僧のあるべき姿
困難を自ら引き受け、良きことを他者に与えることが大切。

最澄の「利他」…己を忘れ、自分のことでいっぱいな心に余白をつくり、そこで菩提心が動き出すときに起こる出来事。

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