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【マイルール】銘柄の選び方

今日はマイルールの中の「銘柄の選び方」について書く。

※中長期的な投資を前提

1.目で見て肌で感じた銘柄しか買わない。

その企業が扱っている製品・サービスを見たことがあるか、肌で感じたことがあるか、を重要視している。

理由は、100%の確信を持って買うためである。

そのためにはその企業の売上高を構成する全ての製品・サービスを体験することが必要だと考えている。

例えば、オリエンタルランド。東京ディズニーリゾートとその周辺ホテルやモノレールを運営している企業だが、私はオリエンタルランドが提供しているサービスのほとんどを消費者として体験したことがある。体験したうえで、素晴らしい企業だと確信している。

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例えば、ソニー。ゲームが好きでプレイステーションはよくやっていた。素晴らしいゲームを作る会社だと知っている。しかしソニーはゲームだけの会社ではない。金融、家電、音楽、芸能など多様な業種に展開しているコングロマリットだ。この場合、私はすべての製品サービスを体験することは不可能に近いと考えている。

また、一度見ただけでは弱い。定期的に見続ける必要があると考えている。その点で、日本に住んでいる限りは日本企業を買うことが増えるだろう。

2.売上に貢献できる自信がある銘柄しか買わない。

その企業の売上高の中に自分の財布から出たお金が入っているか、を重要視している。

理由は、自分が顧客ということだ。すなわちその製品サービスへの理解力が高いということでもある。これは1と3にもつながる。

また、多少売上が落ち込んでも、自分が支えるくらいの覚悟がないとやっていけないと思う。正直小さな個人1人が支えるか支えないかなんて全く意味がないかもしれないが、私は信じている。

例えば、任天堂。私はswitchを持っていてどうぶつの森もプレイしている。最高のゲームだ。世界中で売れているのもわかる。

また、私という1個人がどうぶつの森を買うか買わないか、switchを買うか買わないかは微々たる差かもしれないが、例えば友人が私のどうぶつの森を見て、「楽しそう、一緒にやりたい」と思って買うかもしれない。そうしたら1個人が2倍の売上を上げたことになる。またその友人からどうぶつの森の輪が広がっていくかもしれない。

ここまできたらよくわからないが、私もよくわからない。でも信じている。

3.数字を見て買わない、人を見て買う。

「ROEが高い!」「PERが低い割安!」「成長率がすごい!」

どうでもいい。どうでもよくないけど、どうでもいい。

理由は、製品サービスを購入し売上高となるのは人(顧客)であり、ヒトモノカネ情報をコントロールするのも人(経営陣)で、イノベーションを起こすのも人(研究員)だからである。

例えば、NVIDIA。アメリカの半導体メーカーで、グラフィック処理を担うGPU(GeForce)が有名。搭載されているPCを使ったことがあったし、なにせ財務指標も非常に良かったため、以前この銘柄を購入したことがある。しかし、社員を一人も知らなかったし経営者の顔も見たことがなかった。これがどうにも不安だった。とにかく何もわからない。人がわからないとこんなに会社はわからないのかという気持ちになった。

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経営層はもちろん、現場の社員や下っ端の工員からわかることも多い。その意味で、働いている人を一人でも知っていたり、自分が顧客で良く店舗に行くなんて銘柄はよいと思う。

まとめ

・製品サービスをよく知っている会社の株しか買いたくない。
(これは今知らなくても努力して知りに行くということでもある。)

・数字よりも人を見る。
(決して数字を見ないわけではない。人が最優先で数字はその次である。)

おわり。

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