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【ドバイ生活】大雨のドバイとその後

春休みとイード(ラマダン明けのお休み)がやっと終わり。新学期の初日(月曜日)が終わった夜。
お天気アプリを見ていると明日の予報は雨。しかも1日中との表示が。嫌な予感。

翌朝早朝。予感が的中して、学校から今日は自宅学習とのメールが届いていました。

娘は学校休み!と喜び、私は新学期が始まったばかりなのに。とため息をつき。
この時は、週末まで学校が休みになるとは思ってもいませんでした。


雨と街の様子

雨は前日の夜中から降り始め、1日中降り続きました。
途中、昼頃には雨が一時的に止んでいる時間もありましたが、雷が断続的に鳴り響き、風も強く。荒れた天気でした。
ただ、日本人の感覚だと、普通の台風位の感覚でした。

翌朝。天気は晴れ。
が、家の周りは水上都市ですか? という状況。
地域によって状況は大分違うかもしれませんが、家の前、後の車道は水没。一段高くなっている中央分離帯はかろうじて歩ける? という状況。
近くの空き地は完全に池となっていました。

空き地とその奥の公共駐車場は完全に池になっていました

そんな中でも、車社会のドバイ。
果敢(無謀)に車を運転している人もいて、常に水面が波打っていました。

普段は雨が降らないので、道路に排水溝はほとんど無く、水を取り除くには自然蒸発を待つか、排水車等で取り除くかするしか無く、結果、家の裏道は1週間、水没したままでした。

インフラ(電気、ガス、水道)

幸い、住んでいる場所は次の日に電気が瞬断した位で、電気、ガス、水道は問題なく使えました。
ただ、夫の同僚宅は電気が止まった。水道、ガスが止まった。という方もいて、住んでいる地域、建物によって差があったみたいです。
日本領事館もメールで停電になるから電話は不通になります。と連絡が来ていて、様々な所で被害があったみたいです。

近くのモールでも、通路のコンセントからスマホの充電をしている人を多く見かけ(普段はほとんどいない)、停電で困っている人が多いんだなと感じました。

お店

冷蔵庫で不足していた食材を次の日の早々に夫が近くのモールに買い出しに行ってくれました。
(浸水した道を買い出しに行ってくれて感謝!)

そのモールにあるフライングタイガー。インスタで店舗が雨漏りで相当な被害(天井から大量の水が流れ込み、商品が店からモールの通路に流れ出ていた)に遭っている動画が上がっていましたが、通路は綺麗に清掃され、何事もなかったようにシャッターが降りていたとのこと。
さらに3日後位に私が訪れると普通に営業していました!

近くのスーパーは瞬間的に品薄の商品がありましたが、3日後位にはほぼ元に戻っていました。

学校

前日の夜にメールで次の日は自宅学習との連絡が来て、当日はクラスの先生からメールでその日の課題が送られてきました。
送られて来た課題の内容は結構ボリューミー。
添付されて来たPDFの絵本を読んで、出来事を絵にしたり、飛行機の工作をしたり(絵本が飛行機に関する内容だった)。
さらに、今日の天気についてどう感じるかを送って。という内容があったり。
まだ娘1人で課題を進めるのは難しいので付きっきりで対応しました。

翌日は、オンライン授業に切り替わり、1日3回のオンラインの対面時間と、その時間に出された課題の自習時間(オフライン)という構成になりました。(やっぱり課題を1人で進めるのは難しいので親が付きっきり。。。涙)

結局、政府から学校はその週はオンライン授業に切り替え!という発表がされ、新学期早々に自宅でオンライン授業という親泣かせな状況を過ごすことになりました。

この切り替えの速さは、海外ならでは&コロナの経験が活きているなと感じました。

翌週。やっと学校は再開しましたが、その週は道がまだ浸水している所があり、何時もより早い時間にスクールバスに乗り、帰りも遅く帰ってくる日が続きました。

その後

あの雨から1ヶ月近く経ち。
その後も雨が降って学校がオンライン授業になる日もあったりしましたが、ほぼ日常生活に戻っています。
ただ浸水被害が酷かった駅が未だに使えず、メトロで止まらない駅がまだあります。
元々、雨がほとんど降らないドバイ。どうしても雨には弱いです。

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