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立哨の感謝状をいただきました。

先日、新町地区子供育成会から、1年間の立哨に関する感謝状をいただきました。

そもそも、立哨をなぜすることになったのかのお話です。

私が立哨しているのは緑の丸のところになります。
黄色が向花小学校の校区。
赤丸が学校です。

新町の子供はほぼ、私が立っているところの橋を渡ります。
一方、ここは通勤者の抜け道でもあります。そのため、交通量がそれなりに多いのですが、この橋のところは信号もありません。

この場所は10年以上立哨してくださっていた方がいました。
ところが、昨年の4月に立っていない時期が続き、お宅を訪問すると入院されたとのこと。

この場所は、そのままにしておくわけにはいかないというわけで、翌日からとりあえず立哨を始めました。最初はこどもたちも「誰だこのおじさん」とキョトンとしていましたが、1週間も経ち続ければ、慣れてくれました。

1ヶ月後、以前立たれていた方が退院されて、「どうですか?また立てそうですか?」とお尋ねしましたが、難しいとのこと。
この方には娘も6年間、息子も2年間、私も歩いて通勤していたので、お世話になりました。ならば続けようと。

以来、鹿児島にいなかった2日間と、コロナ罹患の1週間余りを除いて毎日立ちました。

雨の日も。

雪の日も

生活のリズムになったのもありますし、いかなかった時に何か起こっても嫌だというのもあります。
でも、一番は「人のために役に立っている実感を得られる」から立ち続けました。

市民のために少しでも役に立てるように、行政に誇りを持って取り組んでいて、でも限界があって、それをどうにかしたくて退職して、市長選に挑んで落選。
より、人のために立ちたくて、でもそれは叶わず。
喪失感、自己肯定感を削り取られ、
「自分は、何をすれば人の役に立てるのか」悩んでいて、
地元地区の役員やPTA会長など、とにかくやれることはなんでもやろうと、動き出したところのタイミングで、この立哨も始めることになりました。

始めてみると、こどものためにやっているのではなく、自分が元気をもらうためにやっていることに気がつきました。

途中、近所の子から感謝の手紙も貰いました。

今回、感謝状も貰いました。

元年度になっているのはご愛嬌。

「いやいや、こちらがありがとうだから」

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