見出し画像

県議選でのご支援ありがとうございました。

鹿児島県議会議員選挙にて、7427票をいただき当選させていただきました。
本当に多くの方のご支援いただきました。
ありがとうございました。
本日、霧島市役所にて当選証書をいただきました。

選挙のセオリーとは離れて

今回の結果については、立候補表明が年明けの1月半ばと遅かったため、いわゆる「選挙通」の方々からは「どこから票を集めたのか?」という質問をされました。

私は、組織などの支援は受けず、本当に草の根の選挙戦でしたので、いわゆる「票読み」みたいなことは全くできません。
本人がわからないので、「どこから票を?」と尋ねられても答えようがないのです。

そもそも、誰が誰に入れたかの答え合わせができないので、票読みなどできないと思っています。
「票読みはしたのか。どれくらいどうなんだ」
「どうやったら票読みできるのですか?」と尋ねると、
「名簿を集めて、そこに電話して、その感触で0.7とかをかけて」
「その0.7はなんなんですか?」
「・・・・」
みたいな会話は市長選の時に散々ありまして。

また、私のために良かれと思ってなのですが、「あれをした方がいい」「これをした方がいい」と色々な助言が飛んできます。
助言を私が選択しないと「それじゃダメだ」「本気なのか」「必死さが足りない」と怒る方もいらしゃいます。

でも、本当に選挙のことをわかっている方々は、「助言はするが、最後は自分の選択だから。あなたが後悔のないようにやれることはやりなさい」とおっしゃってくださいました。

あと、「街頭演説や出陣式の人が少なくて、ダメだと思っていた」という声もいただきましたが、人を動員して「強そうに見せる」ことに重きを置いていなかったのです。

いずれも聴衆が少ないので写っていません(笑)

草の根

話を戻しますが、「生活者重視の政策を」ということで一致したため、連合鹿児島から推薦はいただきましたが、他の連合推薦候補とは異なり、組織的な支援があったわけではありません。なので、いわゆる運動員の人繰りには非常に苦労しました。

しかし、私を直接知っている方はもちろんですが、チラシで知った方、ネット関係で知った方、色々な方が、私に見えるところ、見えないところで動いてくださってました。

私を知っている方の多くは市役所時代に私が何をしたか、どういうスタンスで仕事をしていたかを知っている方です。

例えばこの話もそうです。

メールでも

〇〇で今でもサロンをやっています。
自由に大広間使えて 感謝感謝です。
それをやらせてくれた人が この人ですと言っています。

秋丸さんのチャレンジを応援しています。応援することが今の私にできる地域の役に立つことだと確信しているからです。
私のような人がきっと他にもたくさんいるしこれからもきっと霧島市だけでなく姶良郡区にもどんどんと支援者が増えていって秋丸さんのお志がいつか形になることを願っています。

励ましをたくさんいただきました。

また、「チラシを見た」と電話をくださったり、足を運んでくださって、
「自分は障害者なので、福祉に一生懸命取り組んでくれそうなあなたを応援したい」
「ペットと共生できる社会を言ってくれるのはあなただけだ」
他の候補者とは違う、と応援してくださいました。

ネット関係でも、例えば、鹿児島ユナイテッドFCのサポーターさんとかで、「霧島市の子どもに言ってあるから」「同級生に言っておきました!」「職場の同僚の親が湧水町でした」みたいな話はたくさんいただいて。
他にも、お会いしたこともないし、名前も存じ上げないのに、私の行動や言葉に共感いただいて、動いてくださった方も。

今日もたまたまお隣に座った方が、「秋丸さんですよね!娘があなたを応援していました!」と言われたので、少し話をしましたが、どうも知り合いではなく、フォロワーさんみたいでした。

DMやメッセージ、リプライをくださる方もたくさんいましたが、そうでない方でも、いいねを押し続けてくださる方、いいねも押さないけど、フォローして見てくださっている方、ありがとうございました。

私は革新系?

連合推薦ということや、市役所で福祉に長く携わっていて、そういう方面の政策アピールが多いことなどから、「革新系」と言われていたりするようですが、私自身は地域共同体や互助を重視し、皇室に敬意を抱いていますので、自分では「保守」と思っています。

そもそも、既存の「保守」・「革新」の括りで、「こいつはこういう考え方だ」みたいな政策パッケージの時代ではないと思います。

バブル崩壊後30年ずっとGDPが低成長で、岸田総理が「所得倍増」を謳い、連合は「賃上げ」を主張する。
言い方が異なるだけで、目指すところは一緒では?

特に地方政治においては、政党が必要とは思いません。個別の政策・課題に対して、しっかりと調査検討して是々非々で判断するべきと考えています。

無所属のままで

政党からの公認や推薦もなく、完全無所属だったからこそ、私を支援してくださった方は、自民党、立憲民主党、国民民主党、社民党、公明党、共産党、賛政党、れいわ新撰組と色々な政党の支持者がいらっしゃいました。(認識しておりませんが維新の支持者もいらっしゃったかもしれません)

議員として、全くの無所属で一人で行くよりは、会派に所属した方が情報や政策協議など得るものは大きいと考えておりますので、県民連合に所属する予定です。

しかし、私は、いろんな考えの方の声を聞くことができるこの無所属という立ち位置を今後も変えるつもりはありません。
そのため、特定の政党に属するつもりはありません。

(選挙中「あいつは〇〇党だ。当選したら入党する」と噂を流されたりしたようですが、それが事実なら、最初からその党の公認をいただいて戦った方がずっと楽ですって・・・)

絵にならず、すみません

今回の私の票数というのは、今までの県政や県議会への不満の表れと思っておりますので、自分の力ではありません。
しっかり違いと結果を示して、ご期待を裏切らないようにしたいと思います。
だから、喜びの感情はほぼ無く、身が引き締まる思いです。
今日の取材もそうですし、開票日の映像でも、私、ほぼ笑ってないと思います。

開票日の
「当選して、今のお気持ちは?」
「凪です。」
とか、使われてないんでしょうね。きっと。
自分の映像は全く見ていないので、わかりませんが。

しかし、メディアさんもテンプレ的な「当選の絵」が好きなんだなぁと。
紅白幕もくす玉も無く、支持者に声をかけるて集めるでもなく、
なので、メディアさんの要望?指示?に応えて取材いただきました。
なかなか絵にならず、すみません

最後に

今回の県議選の当選者の中で、一番お金を使ってないのは、間違いなく私だと思います。
使っていらっしゃる方は私の10倍使っているでしょう。
お金を使って宣伝すれば名前を知ってもらえますから。

「人間はかねてが大事やっど」
「大事なのは、人間力!」
時間も無い、お金も無い、人もいない、私が頼りにしていた言葉(助言)です。

「朝の通学路の立哨辞めて、もっと交通量の多いところで辻立ちした方がいい」と言われましたが、学校のある日は必ずいつものところで立哨しました。
選挙の告示前も
選挙期間中も。(つけるタスキは選挙タスキでしたが)
当選の次の日からも。
辻立ちしなくて落選しても後悔はしませんが、立哨しなかった日に事故があったら一生後悔しますから。

当選後にInstagramやTwitterのタグを一つ増やしました。
#日常と政治を一つに
政治の距離を暮らしに近づけなければいけないと思うので。
Twitterでフォローしたら、「政治の人のフォローとかマジいらないんで」というDMを受け取ったことありますか?私はあります。

私を見つけてくださって、票を投じてくださった方、
本当にありがとうございます。結果でお返しします。

私以外の方を応援された方
23年間、市役所職員として「全体の奉仕者」として仕事をしてきましたので、全く問題はありません。
次は応援していただけるよう頑張るだけです。

選挙に行かれなかった方
投票に行く価値がある男と認めていただけるよう頑張ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?