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「ブレードランナー」と近未来科学

リアルな未来

「ブレードランナー」(Blade Runner)は1982年のアメリカのSF映画。主演はハリソン・フォード(Harrison Ford)。フィリップ・K・ディック(Philip K. Dick)の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(Do Androids Dream of Electric Sheep?)」が原作です。原作の題名の方が意味深で好きですけど。

ネタバレしないようにざっくり言うと、レプリカントと呼ばれる人造人間をブレードランナーという警官(?)が追いかけるストーリーです。

公開当時は一部で絶賛されたけど、興行成績的にはそれほど。でもその後カルト的な人気になってビデオなどで見られ続けて名作とよばれるようになったという経緯があります。

この映画のレプリカントが、とにかく人間そっくりで見分けが付かないというのがテーマになってます。

ここで思い浮かぶのがChatGPIやMidjourneyなどの今現在のAIの存在です。

ChatGPIなどは多少間違いというかウソが混じっていたりしますが、ほぼ人間が書いた文章と変わらない文を出力してくれます。知らずに読んだ人はAIが書いたとはわからないでしょう。

Midjourneyのつくる絵も、もすごいクオリティです。今はまだヤリスギ感とか感じられる絵も多いのですが、こなれていったらイラストも、マンガも、アニメもAIが描くことになっていくと思います。

そうなんです。2023年の今ですでに人間とAIの境界線があいまいになり始めているんです。

AIの進化がこのまま進み、電子工学とかバイオエクノロジーとかが進めばブレードランナーに出てくる人間そっくりなレプリカントがでいてもおかしくありません。というか、きっとできるでしょう。

SFって現実には起こらない夢の未来の物語だったんですが、AIの登場でリアルで実現可能な未来予測に変わりつつあります。

ブレードランナーの設定は2019年で、レプリカントはいませんでしたけど、50年後の2069年とか100年後の2119年はわからないですよね。

いや、楽しみ。ワクワクします。

「協力わかもと」も出てきて日本にもゆかりのあるの映画ですので、「これが未来予想図なのか」と思いながらぜひ見てみてください。

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