『綾波は綾波しかいない』

最近、ようやく昔難しいと感じていたエヴァンゲリオンのアニメ理解ができてきた気がする。
とは言いつつも、ぜんぜんまだわかってない部分の方が多いので語れることは少ないです。

タイトルの言葉はシンジくんが言った言葉。

ちょっとわたしそのとき 単純に いいなって
おもった。何も考えてなかったけど、そのときは
素敵だと思った。

おそらくわたしはそういう社会を望んでいるんだとあとから思った。

綾波は「私の代わりはたくさんいる」的なことを言っていたとおもう。

いまの現実社会もそう。

目に見える実績が信用されるし、立派な方や
財産を持っている方も、尊敬できる方も
いい生き方してるひともたくさんいらっしゃいます。自分よりもみんな、素晴らしいとおもう。
そんくらい 私なんかの代わり、というか私なんかよりもっと良い代わりはたくさんいるし、高校生活を送っていてもそう思います。

どれだけわたしが 泣こうが笑おうが
代わりになる人はたくさんいるし、
わたしにしか出来ないことが求められてる社会。
代わりがいないことを証明しなきゃいけない社会。
自分が必要だっていう理由をもたなきゃいけない社会。

『綾波は綾波しかいない』

ストレートに心に響いた。

わたしはたぶん、お互いにそう思えることを
望んでいるんです。

証明とか必要なくても、そうやって考えていけたらいいのになぁ。

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