見出し画像

身体能力低いサッカー少年が1年間陸上教室に通った結果

今までの記事で、サッカーはスピードだけじゃない!
技術や賢さも必要で、身体能力が低い選手はそこが大切になる…というようなお話をしてきました。

しかし、息子は何もしてこなかったわけではありません。

二次性徴期に入り大きくなった時に今よりスピードは速くなるでしょう。

しかし、元々速い子も速くなるのです。
限界はありますが。

なので、その時のために息子はある決断をしました。

6年生の4月から陸上教室に通い始めたのです。
選手コースなどの選抜チームもあるけど、教室は遅い子も沢山います。
たまたま、開校したばかりで同じ6年生はいませんでした。3.4年生が1番多く所属しており、そこがまた通おうと気になったようです。

陸上教室に入り、初めての50メートルの記録。

9.2秒でした!

年下同級生速い子は7秒台の子もいる中、6年生(11歳)で9秒台…


さて1年後どう言う結果になったでしょう?


まずは、その教室の話…

コーチの方々は、大学生などの現役アスリート。

生で走りを見たのですが、めっちゃ速い!←当たり前 笑

印象としては飛び跳ねてる感じです。

サッカーの試合を生で何度もプロサッカー選手を観てきましたが、サッカー選手も速いと思っていたけどまた別物でした。

よく陸上選手の走りと、サッカーの走りは違うと聞いたことがあります。

サッカーは短距離や、一瞬のスピードが大事で、陸上選手と走る距離も違いますよね。

なので、別なのは当然です。

走り方は違うのかもしれないけど、まず走り方の基礎を身につけてほしいと思いからプロのコーチ達にお任せすることにしました。

走りの基礎となるトレーニングし、途中かけっこ、最後に締めのリレーをする流れでした。

月に一度50メートル走の記録会がありました。

雨の日は、リモートで体感トレーニングやストレッチ。
または室内で、基礎トレーニングや速く走る筋肉を鍛えるためのチューブトレーニングなどをしました。

そして家ではミニハードルを使いトレーニングしました↓↓


このミニハードルはプラスチック製で軽く、折り畳み式なので便利ですよ!

春から入会し、暑い日も寒い日も教室に通いました!

するとタイムが

9.2秒からスタート(4月)

8.9

8.7

8.6

と少しずつですが速くなり



約1年間通って最後の記録会
3月の結果は

8.2秒!!!

なんと!1秒もタイムを縮める事ができました!

まだまだ遅いのですが、絶望的な小6男子9.2秒から8秒台前半にまでになったのです。

その間も、教室規定のタイムに達したので

選手コースへ推薦もされ、選手コースのトレーニングも参加させてもらいました。

試合はほとんど、サッカーと被ってしまったので一度も出ませんでしたが、陸上選手としての練習をし長い距離を走ったり、クラウチングスタートのスタブロを使って走ったり、ハードル走をしたり色んな経験ができました。

それと毎月タイムを測るので、春夏秋冬とタイムに違いが出てることに気がつきました。

春夏秋とタイムが縮んできたのに、冬になるとまた少し遅くなっていました。
それは、寒さで体や筋肉が上手く動かないようで記録が出ない。
冬って夏に比べると走りやすそうなイメージですが、そうではなかった。

季節によってもパフォーマンスに違いが出ることも勉強になりました!

最初、陸上教室というと足の速い子が集まってるというイメージがあったみたいで苦手意識があったみたいですが、コーチも本当に優しく、それぞれのレベルに合わせて指導してくれました。

今現在、中1早生まれなのでまだ小6の子達と同じような感じですが、最近また少し速くなった気がします。

まだまだ他の子に比べると遅い…それで苦手意識があるようですが、自信を持って走ればもっと速く走れそうな気がします。

足の速さは才能では無い…
正しい走り方をしらないだけ…

と、最近走りの学校やそれに似たようなものを見つけます!

本当にその通りだと思います!

しかし、ネット等で素人が情報収集しても結局走りは教えてあげれない…
そして、動けない大人を見ても言うことを聞いてくれない…笑

なので、今回は現役アスリートのいる陸上教室に通いコーチの方々に教えてもらいました。

結果、アスリートのコーチの言う事はよく聞いてくれてフォーム改善、タイムも速くなり本当に良かったと思います!

そして、それがようやくできた基盤となり少しずつですが速くなり、今では本当に遅すぎて困るということはなくなりました。

まだまだ、めちゃくちゃ速い子とか大人みたいな体格になってる子には敵いませんが…

変な走り方をしてる…

なかなか速く走れない…

自信がない…というお子さんをお持ちの親御さんは、ガッツリでなくてもプロが教えてくれる陸上教室に通うのも一つの方法かな?と思ってます。

今回も記事を最後まで読んで頂きありがとうございました😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?