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飛び級チーム練習参加

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さて、3年生から参加が条件のチーム練習。

早生まれな上に運動神経が悪い…
遅くて弱くて戦えない息子ですが、技術面を認めてもらい2年生からチームへ入団し、練習参加させてもらうことになりました。

◇チーム練習を見学して

まず、5.6年生見て
『大きいなぁー』と感じました。
当時息子は身長120㎝くらいかな?
大きい6年生は165㎝くらいある!
大人と子供の体格差…

練習についていけるかな??

このチームは

止める•蹴る

を、大切にし徹底的に練習するチームです。

そして、頭を使う!

足元の技術の前に、サッカーに大切な

認知•判断•実行

を大切にしているため、トレーニングも難しめ。

早生まれの2年生には、かなり難しかったと思いますが、一生懸命お兄ちゃんたちについて行っていました。

時には、トレーニングを理解できずに1人違うことをしたり…笑

止める蹴る、トラップしてパスの練習も6年生の鋭いパスを頑張ってトラップをしていました。

トラップはピタッと足元に止める!…


と思っていたのですが、指導は違いました。

次に進みたい方向、次のプレーがしやすい所に止めると良いと教えてもらい、私も見学しながらその事を聞いて驚きました。

今まで、ネットの情報などを見て足元にピタッと止めるのが良いトラップと思っていたんです。

トラップ一つにしても、こんなに違うのか…
と本当に勉強になりました。


◇サッカーなのに頭を使う?

最初からウォーミングアップを兼ねた練習で、身体も頭も使うというトレーニング。

ポジショニングの大切さ、身体の向き、身体の開き方などの重要さも教えてもらいます。

その後は、とりかご、3色ビブスを使い何やら見てるこっちがわからない難しい練習!笑
3対2、ゲームなどなど、個人技は全くしない練習でした。

言われてみれば、個人技術のドリブル特化型スクールに通っていましたが、個人技術なんて1人でも練習ができます。

ボールマスタリーもドリブル練習にも、リフティングも皆んなで集まってやることでは無いんだ!とこのチームに入って気付かされました。

そんなことは、自主練で自分1人で出来るんです。

それよりも大切なこと!


サッカーは一つのボールに対し、

ジュニアは8人対8人
ジュニアユース以降は11人対11人でゴールを目指して戦うスポーツ。

ジュニア世代の、少ない人数、小さいコート、短い試合時間では個人技術やスピードやパワーでどうにかできるとこは多いが、ジュニアユース以降はそれが難しくなります。

だから、小さいうちから自分と周りの状況を把握し→認知

今何をするべきかを判断する

そして実行!

と言う流れが大切になってくるんです。

因みに、このチームとは真逆のチームが多い他チームの指導者の方々は口を揃えて

『個人技術、足元の技術は今しか身につかない』
と言います。

個人技術、足元の技術は確かに大切かもしれないけど、スペインの有名な下部組織の指導に携わるある方は、

日本とはまず育成方法が違うし、順番が違うとおっしゃっていました。
日本人は、リフティングや足元を器用にさせようとする。スペインでは、認知•判断•実行を大事にして指導していく。

根本が違います。

個の力が大切…

と言う言葉だけが一人歩きして、個人技、足元と言われていく。

個の力とは??そう言う事だけなのか?と疑問に思ってしまいます。

このことも含め、現所属チーム監督はスペインサッカーを学び、常に変化、進化し続けるサッカーを常に学び続けています。

話は少し逸れてしまいましたが、たった一回のトレーニングの見学でびっくりするくらい勉強になりした。

今まで所属していたチーム、体験に行ったチームとは真逆な練習でした。

今までのチームの練習は、サッカーといえば…

と言われれば、誰でも思いつきそうな練習方法。

•コーンドリブル
•リフティング
• 1対 1
•動かない対面パス

…のような感じでした。

けれど、このチームのトレーニングは本当に質が高いと思いました。


練習が終わり、息子に楽しかった?と聞くと、

『楽しかった!でも頭が疲れた!』

と言っていたのです。

身体ではなく頭が疲れる…

きっと未熟ながらも、この難しいトレーニングを理解し不器用ながらも考えながら練習できたんだと驚きました。

頭を使うトレーニング…

この頭を使う

というのが遅い、弱い、戦えなかった息子が
今後成長していけるきっかけになりました。

いえ、むしろ遅い、弱い、戦えなかったからこそ頭を使う指導によって、頭を使った賢いプレーをする事ができるようになったんだと思います。


そして、もう一つ驚いた事が…

息子のくるぶし辺り、翌日に紫になっていたのです。

そう!体育の授業でバレーボールをした翌日、手首が真っ青になった時のように…

6年生の強いパスを一生懸命トラップしたんだ…

痛かっただろうな…

よく頑張ったなぁ…とウルっときました。



◇最後に…

このチームは、2年生から現在に至るまで所属しているチームの話です。

現所属チームは、同じ市内を探してもこんなに指導者が熱心に勉強し、サッカーを知っているチームは他にないと思います。

県内にもあるのかな?

たまたま見つけた、チーム…


次の記事は、また現所属チームについてお話しします。

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