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【酒飲編Vol.42】モートラック 12年

Spec

モートラック 12年
43.4%

評価

美味しさ:6/10
お気に入り度:5.5/10
総評:5.5/10

ノート

◯香り
樹液の染み出した溶剤。蜂蜜、林檎、葡萄辺りが軽やかにバランス良く存在。
◯味
出汁(魚介系では無い)感とお菓子感が両立。旨みや余韻にかけての重厚さは感じるがどこか軽いので勿体無い物足りなさ。
◯ボディ
ミディアム。
◯フィニッシュ
中程度やや短め。蜂蜜と焦げた木。

コメント

ダフタウンの野獣先輩こと、モートラック。
2.81回蒸留とか、ミーティー(肉っぽい)とか、その他諸々飲み手の心をくすぐる蘊蓄・セールストークには事欠かない蒸留所の一つ。購入前後どういうマインドだったかすっかり忘れたが、確かそんな蘊蓄に惹かれて購入したと思う。
 
だが、このオフィシャル12年についてはその蘊蓄を期待して飲むと肩透かしを食うような印象。
オフィシャルなだけあって、味や香りはノートには書き切れないような多角的な味わい。だが薄い。
加水している事を加味して逆算すると、地の酒質はかなり目立つ方だと思う。肉・・・と言われると微妙だが、いい出汁は出ている感じだし、複雑さや2回以上蒸留してるなぁ、って雰囲気の煌びやかさ・軽さも感じる。だが薄い。
・・・薄いのである。実に、実に惜しい。コレが46度加水にするだけでもかなり印象が変わりそうなものだが・・・。
 
残念ながら自分はまだモートラックのガチボトルに出くわしてない。出回っている情報や人伝てに聞く話だとガチなやつは実に美味そうなので、是非一度試してみたいなと常々思っていたりするのである。。

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