【人生の勝算】読了

この本は読みたいと思いつつもなぜか書店で思い出せなかった一冊。

福井出張のおりに書店の平積みからみつけ手にとってた。
ちなみに上から3冊目だ。
なんかこいつが良かった。

内容としてはほぼ同世代で美人妻をゲットしたと話題の前田裕二氏の半生とも言えないほどまだ短く半生にしては濃すぎる人生を振り返りメッセージを込めながら書かれたものだ。

内容は前田氏の幼少期から始まる。

どうやら前田氏は僕がサッカーとゲームにはまっている時から金儲けのことを考えていたらしい。
勝てるはずがない。というか勝とうとも思えない。

第1章「人は絆にお金を払う」

第2章「SHOWROOMが作る新しいエンターテイメントの形」

第3章「外資系投資銀行でも、求められたのは「思いやり」」

第4章「ニューヨーク奮闘記」

第5章「SHOWROOM起業」

第6章「SHOWROOMの未来」

このような6章により構成されている。
ここからは
自分が気になった/気に入ったワードを拾いながら書いていこうと思う。

濃い常連客を作る3つのステップ

私も今とあるスポーツメーカーで働きユーザーコミュニティの形成に少し動いている。関連書籍や人づてに知識を得てたどり着いた所へ前田氏は10歳そこそこで自分で考えたどり着いたらしい。私はまだ早朝からボールを蹴り授業に出ずにボールを蹴り続けるなんてことをしていた時代にだ。なんでそんなことができるのか。
生まれた環境や両親のことなども大きいのかもしれない。それにしてもそこにたどり着くには圧倒的な努力しかなかったように思う。
ここに出てくる3つのステップそのものは本を読んで欲しい。この3つのステップはいわば魔法でありこの魔法が絆でつながったコミュニティになる。
この魔法のかかった際たる例として町にある潰れそうで潰れないスナックをあげていた。まさにそのとうりだった。大学勤務時代に教授によく連れられていったスナックはまさしく3つのステップを体現していた。

「仲間を増やせば会社全体、そして世の中、地球だって動かせるかもしれないよ」

前田氏が銀行勤務時代に尊敬いていた宇田川という方の言葉だ。
一定の成果をあげ続ける宇田川氏がなぜ独立せず組織にいるのかを表したセリフだ。
要は1人じゃできることが制限がかかると言うことだ。0を1にできても1を10や20にはできないということでそのためには仲間が必要なのだ。
でかい、、、、そのために人に好かれる事を大事にしていると言う。
1を10にも20にも100にもするために人に好かれると言うことらしい。
人に好かれるための2つのルールは今日からでも実践したいおそらく人生を豊かにするルールだ。
だけど簡単じゃないと思う。
人に好かれること、苦手とは思っていないが他社の受付の方にまで好かれている自身はない。。。

「何を大切にするか決めている」

至極当たり前かもしれないが最近ぶれぶれな自分には刺さる言葉だった。
転職を数回するたびに次は何を大事にしよう。そのためにはどんな勤務環境がいいかなどを考えて行く。
ちなみに今の職場は10−17時と極めて短い勤務の代わり給与もそれなみだ、趣味が多く副業も考えている自分にはうってつけだった、それなのに趣味にばかりかまけていた。ここにさらっと宣言しておこうと思う。秋までに副業で少額でも利益を上げると。
とにかく大切にするものを決めることでやることやらないこともはっきりし、モチベーションが上がるのだ。

最後に
前田さんの考え方はすごく自分お尊敬する上司に近くすっごく好きだ。やると決めたらやる。成功するまでやる。これに尽きるのだ。ただしやると決めるまでの準備も本気でやる。PDCAをのpもdも全てを全力でやるのだ。やってから考えようではなくやるなら準備から全力なのだ。
エンターテイメントを楽しむ演者と観客をインタラクティブな関係にし共犯者を増やすプラットフォームSHOWROOM、そんな素晴らしい場所であるSHOWROOMに見える前田裕二の才能とその背後にある原点的なストーリーはそれだけで面白いと言えるほど波乱万丈でビジネス書に出てくるような学者たちとはかけ離れた物語だ。

ストリートの弾き語りから垣間見える商才を圧倒的にモチベーションによる努力で120%の実力へ引き上げて時代を切り開く前田裕二に惚れる一冊だ。

某美人女優さんを手に入れたことよりも
前田裕二を捕まえた某美人女優さんに嫉妬する。

そんな一冊だった。

ごとー
#熱狂書評 #箕輪編集室

↓好きを押す人は幸せな人生を送るってじーちゃんがいってた!!!!

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