見出し画像

今からでも間に合うカスタムキーボードのご紹介

KEEB_PD Advent Calendar 2021の7日目の記事です。
はじめまして、ひっそりと趣味でキーボード関連を買い漁っている「k4m1tsuki(かみつき)」といいます。
こういう企画は初めてなので、お手柔らかにお願いします🙏
ブログもなかったので急遽 noteでアカウント登録からしてきました…

6日目はSixeightさんの「機材がなくてもなんとかなるキーボードの手抜き撮影」という記事でした。
Mountain ErgoとEnjoyPBT Modern JAの調和がとても良く、特徴ある傾斜が綺麗に写し出されていて、素敵な1枚でした。
私も撮影機材等は持っておらずiPhone撮影組なので、密かにお仲間感が芽生え嬉しくなりました。
こちらの記事も写真がたくさんあって見ていて楽しいです。

KEEB_PDとは

この「KEEB_PD」というのは、Twitterで毎週日曜日に開催している色んなキーボードの写真が見れるイベントで、毎週の楽しみの一つになっています。
「#KEEB_PD」を見て頂けると個性溢れる写真がたくさんあります。
私もたまに参加させて頂いていますが、まだ1度も優勝していないので、2022年は1度くらい優勝できるといいなと思っていますが、撮影技術もないので、まったりひっそり参加していきたいと思います。
いつも素敵な写真を、そして素敵なイベントをありがとうございます。

さて、そんな「KEEB_PD」には、個性溢れるキーボードがいっぱいですが、この界隈ではキーボード本体はしかり、キーキャップもGroupBuyという方式を採用していることが多く、
このキーボード可愛い!欲しい!このキーキャップ好みすぎる!!
と思っても、既に販売が終了していて、中々入手し辛いことが多々あります。
またそのGroupBuyも、海外のサイトで開催されていることが多く、英語が読めない、受け付けない人にとっては購入もハードルが高く、発送も1年後なんてよくある話です。
(私も今キーキャップは5つ、キーボードは3つ到着を心待ちにしていますが、一番古いものでも今年の春頃に発注したものなので、2022年のいつか届くと気長に待っています。2022年に届くといいな…)

気長に待つ必要はありますが、気に入ったら時間がかかってもいいから手に入れたい、という人もいるかと思います。
今回はタイトル通り「今からでも間に合うカスタムキーボード」を紹介したいと思います。
私の中では65%はこれが今の所のbest keyboardです。

My best keyboardはこちら

MODE DESIGNという海外のサイトから購入できる「SIXTYFIVE」という名前のカスタムキーボードになります。
外側からではネジが1つも見えない高級感のあるキーボードです。

私のカスタム内容を紹介します。

  • トップケース:Polycarbonate

  • ボトムケース:Aluminium Blue Gray

  • バックピース:Brass

  • プレート:POM

  • PCB:Soldered(はんだ付け)

  • MOUNT:Stack Mount

  • キーキャップ:Infinikey White on Black

  • スイッチ:Seal Linear switch

  • Artisan:ホローキーキャップ #VRNI Black(@taneyats様)

販売開始されてから、カスタム内容はめちゃくちゃ悩みました。
トップケースは7種、ボトムケースは10種、バックピース(数字行の上についているアクセントパーツです)は12種、プレートは17種もあり、また内部的に見えないパーツの色も選べるようになっていて、素材も様々です。

しかもこのMODE DESIGNというサイトでは、選択した色、素材、プレートに合わせてレンダー画像ではありますが、すごく実物に忠実な画像が表示されるので、パーツ選びがより捗りました。

それぞれのこだわりポイント

トップケース:Polycarbonate
これは最近、私がPolycarbonateにハマっているというのもありますが、キーボード打鍵時の金属反響音が少ないこと、また半透明ということもあり、どんな色のキーキャップも映えるのではないかと思って、選びました。

ボトムケース:Aluminium Blue Gray
ボトムなので、普段は見えず、ヘッダー画像のように裏返した時に見える部分です。私はBlue Grayという青みがかった灰色に目がなく、純な灰色も好きなのですが、見えない部分も拘りたいことから、即決しました。

バックピース:Brass
ここが一番悩みました。見えるパーツかつ12種も選択肢があったので、ひたすらレンダー画像とにらめっこしていました。
Black MirrorやGold Mirrorという鏡面加工のものも捨てがたかったです。
結局は好みですが、ふとキーボードに目を落とした時に反射で余計なものが目に入ってくるのもどうかなと思ったことと、アクセントとしてのBrassの色合いが非常に気に入り、Brassを選びましたがCopperという珍しい素材もあったので、追加で買うかもしれません。

MOUNT:Stack Mount
キーボードによって、色々なマウント方法があり、多いのはトップマウントや最近はガスケットマウントが流行っているので、よく聞きます。
このSIXTYFIVEでは3種のマウント方法が選べるようになっており、あまり聞いたことがないStack Mountというのを試してみたかったという思いもあります。
PCBとボトムケースの間にシリコンベースを敷くことで、打鍵時の音響を最大限減らし、しっかりとしたタイピング音をもたらしてくれます。
トップケースをPolycarbonateにしていることもあり、金属反響音は気にならず、とても打ち心地も良く、快適な打鍵音を提供してくれています。

Artisan:ホローキーキャップ #VRNI Black(@taneyats様)
キーキャップを色々変えていくことで、キーボード全体の雰囲気は変わり、より好みのキーボードに仕上げることができます。
キーキャップ以外にキーボードのアクセントになるのはArtisanと呼ばれるお洒落で、かっこいい、かわいいキーキャップたちです。
今回は@taneyats様のBoothショップから購入させて頂いた
「ホローキーキャップ」というものをアクセントにさせて頂いています。
キーキャップの黒と馴染むことももちろんのこと、造形がとても興味深く、くり抜かれている構造をしているにも関わらず打鍵には一切の影響がなく、また隙間からスイッチが見える点もお洒落でとても気に入っています。
twitterで他のプロファイルも作成中とのことを見たので、CherryプロファイルもしくはSAより少し背の低いものが販売された暁には、是非R1からR4まで揃えたいと思っています。

他にも拘りポイントはスイッチからキーキャップまで色々あるのですが、
今回は「今からでも間に合うカスタムキーボード」ということもあったので、このくらいにしておきたいと思います。
もしキースイッチなどにも興味がある方は、こちらからぜひ。

SIXTYFIVEを選んだ理由

SIXTYFIVEのような65%と呼ばれるレイアウトのキーボードは、とても種類が多く、人気で色々なデザインのキーボードが出ています。
その中でも今回このSIXTYFIVEを選んだのは、MODE DESIGNからも発表されている通り
「必要とする全ての人の手に渡るようにしたい」
というコンセプトが好きだったからです。

先にも書いたように、Group Buyという方式を採用しているキーボードやキーキャップが多いこともあり、中々あとから入手し辛いことが多々あります。
私もキーボードやキーキャップを買い始めるようになったのは、今年に入ってからのことで、2月頃にTALPKEYBOARD遊舎工房で初めてキーキャップセットを単体で買うという経験をしてから、つい半年ほどで海外のサイトから個人輸入をして楽しむまでになりましたが、
どうしても欲しい!」というものをまだ買えていない。
という経験もしています。
例えば、TheKey.Companyというところから出ているCandy Barというキーボードは既に3回ほど再販されているようですが、タイミングが悪く逃し続けています。(3回目の時はどうしても気に入る色がなく断念。)

最初はこのSIXTYFIVEも終わりが明記されていなかったこともあり、いつまで購入できるか心配で早くしなきゃ!と思っていたのですが、1ヶ月程して、2022年まで購入できる(配送には多少時間はかかるみたいですが)ことを知ってすごく安心したのと同時に、気になる素材があれば追加で購入して、着せ替え感覚で楽しむことができるのではと安心しました。

GroupBuyは決して悪いものではなく、いきなりどこまで売れるか分からない大量の在庫を抱える訳にもいかないので、まずは賛同者を募って、そこから製作に移ることもあり、時間がかかることや製造過程にどんな問題が待ち受けているか予想はできません。これは致し方ないことであり、そういった不測の事態が発生した場合にも、定期的なアップデートを提供し、賛同者への配慮も忘れない主催者の方々には毎度頭が上がりません。

こじんのけんかい

ただ、どうしても今から興味が出てきた人にとっては、買えないと分かると、アフターマーケットから購入する必要があり、販売価格より高額な値段で取引しなければいけない可能性もあります。(希少性という意味では致し方ないかもしれませんが、今から始める人にとって、いきなり高額の投資は躊躇しがちな部分ではないかという個人の意見です。)

その点SIXTYFIVEは、今からでも正規の価格で購入することができます。
カスタムすればするほど、費用はかかりますが、それでも自分の好みの色や素材を選んで、それがついには届いて組み立てる時の感動は、いつになっても楽しいものです。

一度MODE DESIGNのSIXTYFIVEのページを見てみてください。
買うつもりはなくても、素材を色々選んでレンダー画像を見ているだけでも楽しいです。
もれなく購入すると、今なら2022年3月に発送予定とあるので、新年度に合わせていかがでしょうか。
65%だと小さすぎるという人にはEIGHTYというテンキーレスサイズのキーボードも販売されていますので、ぜひ。

2021年最後にMy best keyboardを手に入れることができたので、布教活動をせねばと記事を書くに至りました。
このような機会を頂いた主催者様に感謝致します。

この記事は、もちろんSIXTYFIVEで書きました。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?