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過去の対人関係の失敗は忘れるしか術がない

過去に拘泥されない、考えないようにするというのは、近年の私のマイルールの一つだ。

それでも、過去に(主に誤解、そんなつもりはなかった的な)人に激しく嫌われたり、恨まれたり、蔑まされたりした記憶。こういう負の残像は人間の本能的に、同じ失敗をして嫌な思いをすることを回避するために、忘れたくても忘れられない。

概ねそういう人たちとは縁が切れているし、こちらが執拗に覚えていたとしても、相手は完全に俺の存在すら忘れていることの方が多いだろう。感情と記憶の非対称性というヤツだ。

どうしても「他人の記憶の中で自分の評価が低いままなのが辛い」という感覚が抜けない。過去に失敗した人間関係を死ぬまで引きずって思い出す度に不愉快になる人もいる(俺も残念ながら例外ではない)

でもそういった忌まわしい記憶を呼び起こして不愉快になっても、良いことなんて皆無、絶無。人は尊厳を傷つけられたと思っていることは執拗に忘れないけれども、他人の尊厳を傷つけてしまった記憶は簡単に忘れる。そういう風に卑怯に人はできているのだから、意思の力で思い出さないようにする、思い出しても軽く受け流すという意思力が重要。繰り返すけれども、そういった記憶は、人生においてまったく全然役に立たないのだから。。

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