クリスティアン・フクスが引退を発表、シャーロットFCのコーチングスタッフに転身
クリスティアン・フクスが木曜日に引退を発表し、19年に渡るキャリアに終止符を打った。シャーロットFCで、クリスティアン・ラッタンツィオ監督のもと、アシスタントコーチとして再出発する。
36歳のディフェンダーはクラブキャリア通算577試合に出場し、2022年にMLSで創設されたばかりのシャーロットFCに加入するまでは、ブンデスリーガやプレミアリーグで活躍していた。
彼が最も知られているのは、プレミアリーグの2015-16シーズンで優勝オッズが5000対1だった「ミラクル・レスター」の一員だったことだろう。その他に、オーストリア代表として78試合に出場しており、ユーロ2016にも出場した。
「自分と家族にとって、素晴らしい"ジャーニー"だったよ。たくさんの成功を収めただけでなく、最高な出会いから学んだことも多かった」と公式声明で伝えた。
「クラブ、チームメイト、そしてファンの方々から支えてもらえたことに小心から感謝している。振り返っても、一生の思い出になる特別な瞬間がたくさんで自然と笑顔になってしまうよ。」
シャーロットでの1シーズン、フクスはキャプテンとして新生クラブをイースタン・カンファレンスで9位に導き、Audi MLSカッププレーオフレースにと止まらせた。レギュラーシーズンで26試合に出場し、3ゴール1アシストを記録。2022シーズン後の契約延長オプションをクラブは行使しなかった。
「クリスティアンはとてつもないレガシーをピッチ内外で残して、19年にんおよぶキャリアを終えようとしている」とシャーロットFCのスポーティングダイレクターのゾラン・クルネタは語る。「彼のような選手がチームをロッカールームから牽引して、クラブ初年度から勝利のメンタリティを植え付けてくれたことに感謝しています。
「彼のパフォーマンスはピッチ上ではもちろん重要でしたが、今後クラブが成功を収めるための礎を築くのに呼応権してくれました。」
オーストリア人のディフェンダーは10代でSVマッタースバーグでトップリーグデビューを飾り、22歳でブンデスリーガのVFLボーフムへとステップアップした。ドイツではその他にFSVマインツ05とFCシャルケ04でプレーした。
フクスは現在UEFA Bコーチングライセンスを所持しており、UEFA Aコーチングライセンス獲得に向け励んでいる。
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