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2023 MLSシーズンの、必見ユニフォーム12選

2023 MLSシーズンの全29チームの新ユニフォームが発表された。回し者でもなんでもないが、毎年発表されるユニフォームの質が上がっている気がする。

全てのユニフォームがかっこいいが、中でも目立つものがいくつかある。見た目がそもそもいいもの、コラボの内容がいいもの、そして、凄まじい努力が感じ取れて感激するものもある。

ここでは、開幕週で着用されて登場する前に、いくつか紹介する。

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ニューヨーク・レッドブルズ

ダニエル・パトリック

クラブによっては、街にゆかりのあるシンボルをベースに、ファンにアイディアを募ることもあるが、デザイナーと注目に値するキット(ユニフォーム)を作ろうとするクラブはまだ少ない。レッドブルズは高級スポーツウェアデザイナーのダニエル・パトリックとコラボし、ユニークなデザインを作った。クラブのメインカラーとは違った色としては上出来なアイテムになった。


シアトル・サウンダーズFC

ブルース・リー

ここにきてサウンダーズはかなりハードルを上げてきたと言えるだろう。アディダスのデザイナーが今まで何度「ドラゴンをモチーフとしたユニフォームを作ってくれ」と頼まれたかわからないが、良い意味で挑戦を受け入れたことだろう。そして、彼らはミッションを見事なまでに成功させた。実際にサウンダーズが想像していた以上にコンセプトが上手くいったといえるだろう。

また、ブルース・リー以上にクールだった存在がこの世にそこまでいなかったことも、より良い味を出していると言えるのではないだろうか。

ナッシュビルSC

マン・イン・ブラック

ブルース・リーと同等なレベルでクールなのはジョニー・キャッシュだ。そのため、ナッシュビルはキャッシュ氏のチームとコラボレーションし、全身を黒やメタリック調の配色で施し、アメリカ市場で最も成功したミュージシャンの1人を追悼する形で「マン・イン・ブラック キット」を作った。ユニフォームとして、文化的なフィットも抜群だ。

ナッシュビルはこのユニフォームをスタジアムの煽り動画「God’s Gonna Cut You Down」と連動させることで、時空を飛び越えたような気分を味わわせてくれることだろう。

ニューヨーク・シティFC

インターボロ

いくつかのユニフォームはかなり狙っていると思ったが、NYCFCのインターボロ キットほど狙い切ったものはないんじゃないか。まだ惚れ込んだかどうかはわからないが、多くの人が好きになっただろう。ただ、存在していることには感謝だ。ファーストユニフォームでリスクを背負うのは凄い事だが、これは間違いなくNYCFCのユニフォームと言えるだろう。そして、今までもっとも1stユニ感がある。

アトランタ・ユナイテッド

17’s キット

アイデンティティを見せるという意味では…アトランタ・ユナイテッドがまたアトランタらしくなった。ということは、アトランタがまたMLSで一番いいユニフォームの一つを着用する、という意味だ。ゴールドの首元と袖周りがクラブ過去イチの見た目にしているかもしれない。

シカゴ・ファイアFC

キット・フォー・オール

アトランタのユニフォームもさることながら、思いっきり振り切ったユニフォームも紹介しよう。この、街の旗をモチーフにしたシカゴのユニフォームはずば抜けていいし、胸部がかっこいいスポンサーで埋まればさらに最高だろう。

シカゴは街の知られざる部分をアイコンとしたところにリスクをとったことが感じられるが、それでも素晴らしい作品を作ったと言えるだろう。

オースティンFC

ラス・ボセス(みんなの声)

「ねぇChatGPT、オースティンのユニフォームをデザインしたらどうなる?」と流行りのAIに聞いたら出てきそうなデザインだ。しかし、見ればみるほど、魅力的に感じるのではないだろうか。

かなりリスキーなデザインでもあるが、アイデンティティを失っていないのが素晴らしい。オースティンのユニフォームだといえるし、目をすくめれば、デザインの中から何かが浮かび上がりそうだ。

もしかしたら、着用したらかっこよく見えるデザインかもしれない。どちらにせよ、何かを感じずにはいられないデザインではある。

フィラデルフィア・ユニオン

フィリーのために

いつも通り、ユニオンのファンの想いを取り入れたデザインは素晴らしいものを生み出した。デザイン全体はいいが、エンブレムが蛇のシンボルだけとシンプルになったところが好ましい。全てはシンプルな方が美しい。

コロラド・ラピッズ

ニュー・デイ

このコロラドと地元アーティストのパット・ミルベリー、さらにパートナーであるメンタル・ヘルス・コロラド(MHC)UCヘルスとの素晴らしいコラボは、メンタルヘルス(精神衛星)への認知を高めることを目的とし、助けを求めることや、助けてくれる場所があることを強調している。クラブ自体もメンタルヘルスというテーマに対して施策を投じており、非営利団体へ2万5000ドルを寄付している。

地元のアーティストと地域の課題をサポートすることだけで、今回のリストに入るに値する。しかも、かっこいい。

D.C.ユナイテッド

数年、多くのファンがD.C.ユナイテッドに求めていたので、やっと、という印象だ。ファンサービスという意味で、これをリストに入れた。この進化版はもっと大胆になるかもしれないが、今回のもとてもクールだ。

ミネソタ・ユナイテッドFC

ノーザン・ライツ(オーロラ)

美しく、チームのアイデンティティにも結びつき、地元要素も含んでいる。満点のできだろう。ショーツとソックスももう少し大胆でよかったが、全体的には抜け目がない。

他にも心を掴まれたデザイン:

これらは、文句の言いようがない、1stユニフォームだ。

これらは、文句の言いようがない、2ndユニフォームだ。

(原文:https://www.mlssoccer.com/news/12-must-see-new-jerseys-for-the-2023-mls-season

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