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Vol.7 苦手なダンスはノリで乗り切れ!~ミュージカルアクト流ダンスレッスン~



ミュージカルと言えば、
歌はもちろんだがダンスも見どころである。
むしろ歌って踊ってこそのミュージカル、
どちらが欠けても成り立たない。


というわけで普段踊らない我々ミュージカルアクトも、
作品の中では踊らなければならない。
そして当然の如く振付師がいるわけではないので、
振り付けも自分たちで考えなくてはならない。

原作の映像やYouTubeなどを参考にしながら、
スタッフを中心に皆で作り上げていく。

ダンスに関してはスタッフKも私も本当に専門外なので、
実はここが一番大変な作業。

今回使用するのは全て軽快なブルースやソウルミュージック。
聴いているだけで自然と身体が動いてくる。
作中でもしきりにツイストダンスが出て来るのだが、
馴染みが無くてもツイストしたくなるような音楽たちだ。

ただ、とにかくテンポが早いのと、我々日本人、
その中でも普段からあまり動く方ではない我々ミュージカルアクトのメンバーが踊るには、
あまりにもノリが良すぎる。

平たく言うと、
テンポに身体が付いていかない。

イメージしている動きを身体が体現できないだけでなく、
例え動きを覚えられても、速度が追いつかないのである。

そこでまずは、
80年代のアメリカの「ノリ」を身に付けるべく、
英語で即興劇をしてみたりもした。

恥という殻をやぶり、自由に動き出すための練習である。
台詞は適当にこちらで用意し、
そこにそれぞれがイメージするジェスチャーや声色を乗せていく。

その後二人一組になって、即興劇を演じてみた。

▲即興劇の様子。まだまだ動きが硬い。

そんな遠回りをしながら、
徐々に音楽に乗り、
速いステップやツイストに身体を慣らしていく。



▲手の動きがまだぎこちないが、皆でツイストしている様子。

小道具も、気持ちを作る手伝いをしてくれる。
サングラスをつければ自分以外のものになり、
無かったはずの「ノリ」が生まれてくるのである。

ノリも皆で身に付けていき、
ダンスも皆で作っていく。
どこまでも手作りな我々ミュージカルアクトのミュージカル、
ダンス編でした♪




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今日のミュージカルしなかった度 20%
ツイスト初心者たちが、見よう見まねで一生分ツイストしたので。