カッコ良くて、イイおじいちゃんから学んだ10のこと

どーも、豊崎悟です!

先日、ぼくのおじいちゃんが94歳で他界しました。
その時は、まだあまり表に出せなかったのですが、書いていて。そしてそのまま記事化するのを忘れてました。。笑

亡くなった日は、敬老の日でもあっため、当日も会いに行っていて。
ほんと亡くなる1時間くらい前くらいに、「いつもありがとう!」と、
伝えられたのが、孫として、本当に良かった。最後のお別れの後悔って、これまでの感謝とか、謝罪とかができないことなんじゃないかなと思った。

ということで簡単ですが、おじいちゃんから学んだことを10個に絞って、感謝と自分の今後のために振り返りました。

①学ぶことに貪欲:小さい頃、トイレでおじいちゃんは新聞を読んでいた。そこまでするかって思ったな、その時(今は私はトイレでスマホで新聞見てます)。また投資のことで、10代の学生の私に「悟くん、この会社はどうなの?」と聞いていた。他人の方が分かりそうだなって思ったことについては、年齢なんて関係ないって思っていたんだろうな。

②好奇心を忘れない:ある天ぷら屋さんに一緒に行った時だ。本人は90歳手前くらいのとき。車で一緒に行き、席で待っていたのだけど。おじいちゃんは待ちきれず、カウンターのほうまでいって、天ぷらを揚げているところを、「へ〜、いいね〜」と嬉しそうにみていた。その姿は、本当に少年みたいだった。また、今から10年くらい前だと思うが、「本をペラペラ見れるものが欲しいんだよな〜」と、当時のキンドル、i-padを欲しがっていた(結局使ってはない)。私でさえ、あの当時は「要らないだろ〜」って思っていたら、私もまだまだだなってその時思った!

③思ったらすぐ行動、決断:ぼくがおじいちゃんと兼用で使っていた車を、擦ってしまった時。。笑 それを報告しに行ったら、「もう年数経ってるから、別の車を買おうか。午後時間空いてるか?」と話があり、その午後にはすぐにスバルディーラーへ。そして購入する車も決定。まあ予定がなかったから、というのもあると思うが、早かったな。。

④相手への敬意:うちの妻は韓国人なのだが。初めておじいちゃん、おばあちゃんと会ってもらう際の話だ。おじいちゃんは「悟の祖父でございます」と、畳の上に手を置き、頭を下げて挨拶してくれた。正直、「え、頭下げるんだなー」ってビックリして。
また、妻に会う前に韓国についての本も事前に読んでいたり、歴史についても改めて勉強していて。これには、本当に感謝と共に、頭が下がる思いだった。

⑤締めるところは締める:仕事の中で滅多に怒ったことは見たことはないが、たまに怒った表情をしていた。それについて、教えてくれたことがあって。「たまにこうやらないとね(緩むから)。」と。本当に腹が立っていたのかもしれないけど、マネジメントの立場や、交渉ごとにおいては、こうやることも、1つのスキルなんだなと。

⑥人の良さを見つける:これは以前も書いたからもしれないが。僕が現役大学受験に失敗し、浪人中だった頃。たまに実家でおじいちゃんに会っていたのだが。その私の表情を見て、おじいちゃんが母に「悟くんは大変な状況なのに、明るいんだな」と感心していた、と。ある意味、「大丈夫か?」と心配してくれていたかもしれないけど。笑 それを聞いた時、私は「あー、これは人から見ると良いところなのかな〜」と思って、そこから自分の良いところとして認識した。だから、おじいちゃんが他界しても、悲しむのではなく、感謝と前を向き気持ちになれているんだな。ありがとう。

⑦趣味が合えば、孫とも一緒に遊ぶ:小学校からはサッカー少年だった私ですが、その前までは野球が好きで。しかもヤクルトファン(リーグ連覇おめでとう!!)。そんな私を見て、一緒に野球を観に行ってくれた。覚えているのは、東京ドームの巨人対ヤクルト戦。当時好きだった、古田がホームランを打ち、勝った試合。一緒に電車で帰ってきたけど、2人で出かけて楽しかった。

⑧健康に気を遣う:おじいちゃんも完璧だったとは思わないけど。笑 色々責任があって大変だったと思うけど、昔から歩いたり、ゴルフしたり、スイミングに通ったりなど、身体には気を遣っていたと思う。高齢になってからも、ちょっとでも体調悪かったら、無理をせずに休んだり。そういう行動、また決断ができることが、かっこいいなって思っていた。

⑨これからの事業を考える:茨城いすゞに入社して、まず言われたことは「悟くんにお願いしたいのは、新しいこと。外からきて、これまでにないことをやってね。」と。その後も何かある際には、「ぼくが悟くんと同じ年齢だったら、海外行って、面白い事業見つけてくるけどな〜」とか、そんな話をされたり。そういった中で、今年の4月から社内で新規事業をやる、と言えた時、「まずはやってみな」と最後に承認頂けたのは、良かった。遅くなってすみませんでした、頑張るよ!

⑩最後まで意思を持つ:これは亡くなる前日の話。もうほとんど食べていない状況の中で、僕が会いに行ったら。色々反応してくれて。なんなら、「立つよ」、という状況だった。最後別れの際には、手も振ってくれて。

ということで、僕にとってカッコよくて、イイおじいちゃんでした。僕も孫として、これからも頑張っていきます!

PEACE

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