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有能風な無能

仕事が忙しいときやトラブルがあった時でも表情に出さずに淡々と対応して進めていると、落ち着いていてトラブルにも冷静に対応できる能力があるような印象を持たれます
自分は物静かなタイプなので、学生バイト時代も社会人になってからも似たような状況で良い印象を持たれて評価して貰えました。
ただ、ありがたい反面で実際は全くそんなことなくて、本当は全然仕事できないんだけんどなぁと多々思います。
作業が終わった後になってから他の方法でやればもっと時短できたのにと気が付いたり、そもそもやり方が間違っていたり、、、


無口な人より饒舌な人の方が有能

研究職の場合での感覚ですが、無言で淡々と実験を進めている社員より色々な人と話してる人の方が有能なのかなと感じました。
ベテランで自分のやり方が完全に確立されてるなら別ですが、基本的に色々な手法を試して実験を進める必要がある業務で、自分一人の知識だけでは限界があります。周りの意見を取り敢えず聞いてみたら意外と良い案が出るかもしれません。ついでに口を動かすことで脳も働いて何かひらめくきっかけにもなりそうです。

逆に上司が部下に対して一方的に支持を出してほぼ丸投げにしている状態で、更に業務上の連絡以外は会話ゼロだとかなりギスギスすると思います。部下側は質問はし辛いけどミスは出来ないというプレッシャーは感じてという板挟みです。この状態でミスが起きた場合は、部下が無能というよりは上司に責任を問いたくなります。ただこの場合でも部下側が上司の圧に怯まず積極的に質問したり確認を繰り返せば改善の余地もありそうです。


有能な人のイメージ

今まで自分の中での有能な人のイメージは、一人で数人分の作業をこなせるすごい人みたいな感じでした。
社会人になってから思うのは、コミュニケーションを取れる人
これに尽きるなと感じました。普段からよく話す関係なら業務上のお願いも受け易いし、周囲もこの人が困ってたら助けようと思えます。また、頻繁に情報共有すれば「実はお互いに認識がずれていました。全部やり直し」なんてことも防げます。

特に新卒で入社したばかりの時は、これが正しいと思って非効率な方法で仕事を進めてしまったり、そもそも効率の良い方法の存在自体を知らない可能性があるので、「この方法で進めるつもりです」と上司に一声かけるだけでかなりミスを防げるなと感じました。

4月から新しい職場での仕事も始まります。上手に仕事をしようと気張らないで、まずは先輩社員の方々とコミュニケーションを取らないといけないなと当たり前のことを改めて感じました。


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