今日の 後付け

最近過去に起こった色々を掘り返して、後付けの分析や考察をするのにハマってる。

当時の気持ちとか感情を参考にするし、文字で残してる日記とかラインの履歴があったら読むけど、あんまり当てにしないようにしてる。だって冷静さが微塵もない。
じゃあ後付けしてる今は冷静かというと、全然。
こう思いたいとかこうであってほしい、こうでなければ他にないでしょうとか現状の思考回路振り幅いっぱいで考えるけど、それと事実をちゃんと見据えれてるかは、まぁ違うよね。

だから一年後の後付けはエピソードが一緒でも全く変わったものになるだろうと思う。でもそれでいい。 一年後の私の後付けも超読みたい。

ここ数日、一年前私やたら恋愛体質ぶって男の人取っ替え引っ替えしてた時あったけどあれなんだったんだろっていうのを考えてた。
一回一回は、大好きー♡て思ってたけど、大抵の場合相手に本気で惚れているというより一緒にいたい理由とか付き合った時に私に流れ込むメリットとかを考えていたからそういうのは好きとはいわないね。(ほんでガチで好きになった人にはブチフラれるの、悲しすぎな)

そもそも私が恋愛に目覚めたのは、大学一回生の時だった。
当時所属し始めたコミュニティは本気のリア充(マジがっつり3次元の人間見つめてる人)ばかりで、女の子同士でそのコミュニティの推しメンを教えあう、みたいなことがすっげぇ大事な儀式として位置づけられてて(男同士でも〇〇ちゃんが可愛いとか話してたので、部自体がそんな感じだったのだと思う。テラスハウスかよ)
んなもんいなくても適当に答えときゃいいのだが、今より相当バカで真面目で正直だった私は「いない。わかんない」的なことを言ってしまい、結構なマイナスリアクションを食らった。
あっやべぇ、こういうのはダメなんだ。推しとか好きとかがないと女の子たちの共通言語ってなくなって、仲間に入れてくれないんだ、と学習した私は
そのコミュニティから近いグループにいた人を恋愛関係にもつれ込ませ、その話をベラベラしまくり見事にそこに自分をねじ込ませることに成功した。

そこから女の子たちは恋愛しない人にお手厳しい(批判的であるわけではなく、なんていうんだろ。手っ取り早くわかりやすいから、耳障りいいのかな？盛り上がるし)て印象と共に生きることになり、また男と付き合うこと自体でも、私にとってはプラスなことは多々あった。

ただでさえどこへいっても馴染むことに苦労するので、そのコミュニティの地位がある男を捕まえて私は横でにっこりおしゃれしてたら「〇〇の彼女」として扱われて嫌なことをされることはなかったし、
何があっても特定の誰かに報告したり相談したりするのは心が安定する部分もあった。

恋愛してる時っていっぱいいっぱいになってさみしさのほんの上部だけやねんけど、麻痺させてくれる
(と3年前の私がメモで書いてた。ちょっとわかるわ)

当時インキャ、童貞、オタク、おじさんばかり狙ってたので百発百中の成功率をみせ、付き合うのなんて超簡単ウケるゆいって超イケてる！と思ってたけど、付き合い続けるのは難しかった。
お相手にも申し訳ないことをしまくった。意味不明な言動をしてたと思うし、無責任な愛を口にしすぎたと思う。
色んなことにそんな深い意味なんてなかった。女の子たちの仲間に入れて欲しかったし、唯はちゃんと女の子だって誰からも認めてほしかった。
毎日今日も可愛いと言われたかったし、今日も正しい人の姿であれてるよ、という証明が他人から欲しかった。

今考えると、本当に可愛いから人が可愛いねといっていたわけじゃないとわかる。
あんだけ毎日化粧して花柄のワンピース着て高いヒール履いてネイルして常にまつ毛が上向いてる女、可愛いといってくださいと身体中に書いてあるようなもんだ。思ってなくても口をついてしまうだろう。言って欲しいことバレバレだし。

逆に顔面が可愛くても、灰色のパーカー紺のジーンズ、汚れたスニーカー、すっぴんだったら「可愛いね」は99%言われない。
そのあり方は可愛くないから。

19やハタチの時は、私ってほんとに生きてていいのかな？とよく思ってた。これはその年頃の子にはあるあるだと思う。だから異性にチヤホヤされることで自尊心をチャージしてた。

21の時はある程度こう見せたい自分みたいなのがニョキニョキ出来上がってて、そうあれるために奮闘していたつもりだ。まぁその奮闘は今になったら、あんなことせんでよかったと思ってることばっかりだけど。こう見せたいよりゆいってこうやねんを大事にして欲しかった。
社会の圧力や常識やルールに屈しまくったあなたなんて、全然カッコ良くなかったよ。

最近は過去の過ちのあまりの無駄さに吐きそうになる時がある。その時の時間や、その時の環境や、周りの人、自分の枠、全部ぶち壊してたよねとそう思う。
本当にそう思って後悔するし、昔の唯を憎く思うこともあるけどやめようやめようと思うようにしてる。

ちゃんと可愛いをやってた
正しい人間であろうと努力し続けた
自分じゃ頼りなくて男の人にひれ伏した

本当はそうでないこと認めたくなくて、たくさん嘘付いた。

すっごい愚かだと思う。しょうもないし。
じゃあそれと引き換えに何手にしたんだよって、
今手にお前 何も持ってねぇかんな

やめようとか言ったそばからやめらんないし。笑

こういうことに理由つけて学んでくのが、未来の私の仕事なんだよなー。
罵るのは仕事じゃねぇんだよなぁーわかってるってのーくそー