進路について

こんにちは、フラットライン以下略です。研究が佳境にあり、ようやく今落ち着いたのですが、日をまたいでしまいました。毎日noteに投稿したかったのに2日目にして失敗してしまい、何とも言えないのですが、のんびりやっていこうと思います。(まあ、内定先からも課題が出てしまってますし、今日の研究進捗報告で新しい指示が降ってきたので、また忙しくなりそうなのですが、、、)

今日は進路選択について書ければと思います。

というのは塾のアルバイト中に高校2年生の生徒から「将来何したいかわかんない文理選択に迷っている」と相談を受け、ちょうどブログ初めてみたし題材にいいなと思ったからです。

また、私自身のどこを評価されたのかわかりませんが、バイトリーダ―をやっており、主に高校生の進路相談や受験戦略立案を担っております。この高校2年生の生徒がこんな感じの悩みを相談してくることは特に珍しいことではなく、よくあることだからです。なんだかんだ5年以上塾講師やったりしましたし、社会にも出てない名もなき一般大学院生の一つの意見として発信してみようかと思いました。ブログに不慣れなので乱文長文あったらすみませんが、配慮いただければと思います。

こういう悩みを抱えてしまう原因は大きく3つくらいあると思います。

1点目は情報不足です。これは私の持論に近いのですが、人って想像ができることしか行動に移せないと思うのです。高校生って大人と接するような経験ってそこまで多くなかったりします。学校の先生と親、次点で習い事の指導者くらいの交流がほとんどで判断材料に偏りがあるなと高校生を見ていて思います。あとはドラマとかのイメージや高校生同士玉石混交のうわさレベルの情報等しか将来を選ぶ際の情報がないところが高校生を悩ませている原因の一つなのではないかと感じました。

2点目は勉強面の不安です。当たり前ですが、やりたいことがあっても目の前の勉強で躓いていたり、勉強が嫌いで頑張り切れてないことを自覚している場合、そこに引っ張られて「文系のほうが楽らしいし文転しようか迷っている」等の悩みが出てきます。上記の情報不足から学部でやることがなんとなくしかイメージできていないことと、現実の思うようにいかない感覚から逃避したい感じから「高校生の段階で躓いてたら大学でもやっていけないだろうし文理変えたほうがいいよな」と自分を正当化しつつも「やっぱでもやりたいことは理系な気がするんだよな」と迷うことになっている気がします。(ここでは理系の文転したい例を挙げてますが、私自身が理系なことと、文系の人から理転したいって言われることは稀だからです。また、理転言い出す人はたいてい覚悟が尋常じゃなくバッキバキのことが多いので、悩みって感じじゃない気がします。)

3点目は親の勧めです。親が過干渉な場合「性格的に理系にしなさい」とか「あんたどうせやる気ないんだし文系にしなさい」みたいなことを言われて言い返せずに悩んでいるという場合があります。1点目の言い返すだけの情報も、情報に基づくやりたいこともない場合、高校2年生はこれでいいのかと迷うことになります。

だいたい上記の3点くらいになるのかなと思います。他の例などあったら後学のたまにコメントいただけると幸いです。(はじめたてのブログなので何とも言えませんが、、、)

この解決法を、、、と言いたいところですが、正直この問題に解決策等存在しないと思っています。というのは人それぞれだからです。なので、私自身は生徒の話を聞いて上記に示した3つのうちどの部分が一番引っかかっているのかを雑談の流れでヒアリングするようにしています。申し訳ない部分ではあるのですが、たいていの生徒の情報や知識部分は欠けている場合がほとんどなので、調べる方法を教えたり、その場で情報を提供したりします。親の勧めで判断つかなくなっている場合も、⓵何しているときが一番楽しいか→どの学部だったらその楽しさが得られるか→③その楽しさは親に従っていれば得られるかの3点で整理し、場合によってはやりたいことが実現できそうな大学や学部の情報を伝えたり、親の説得方法を一緒に考えたりします。最後の勉強面の不安に関しては、大学と高校の勉強は問われる能力が別だと伝えたうえで目先の勉強を頑張るためのスケジューリング方法目標を立案しています。

結論、この問題に正解はないと思います。高校生でやりたいことがはっきりしているほうがレアです。「高校生という未熟な部分の多い段階でやりたいことを選んでそのために努力しあわよくば結果を出すこと」が大事なのだと思います。なので、迷っている生徒の話を聞き、できる限りの情報を提供したり、一緒に考えてあげることが塾講師の仕事の一種なのではないかと思いました。

末尾に、よく生徒に「先生はどうやって進路を選んだの?」と聞かれます。たいていはいい風に言ってますが、「そもそも勉強面で努力したことがなく、英数国理社の5科目横並びだったうえ、建築家とか弁護士とか、バリバリに営業している大人とか、そもそも大人のやってることに興味がありすぎて選べてなかったけど、部活のすごくかわいくて推してた先輩が○○学部志望していると知り、あまり深く考えずにその学部にしてしまった」が正解になるので、いつも返答に困っています。長くなりましたが以上です。

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