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ベトナムゲアン省タインチュオンのジャックフルーツの漬け物

ベトナム首都ハノイの中心部から、南南東に車で5時間40分。ゲアン省の省都ビンの中心部から、西北西に車で1時間くらいの場所にゲアン省Thanh Chương タインチュオン県がある。

ベトナムでは、Thanh Chuong 地区に来ると、とても素朴でありながら、ざっくりとは、ありふれた馴染みのある漬物料理、しかし、中部に暮らす人々にとって、とても意味のある漬物料理がある。

Thanh Chuong タインチュオンの人々は、厳しい天候、ラオスから季節風による熱風、灼熱の太陽、台風の脅威、凍てつくような寒さの、そして、貧しく乾燥した岩だらけの土地で育ってきた。

したがって、彼らは、貪欲に生きる人生を望むことになると思う。

これは、私自身が、私たちのゲアン省地域の外国人社員たちや外国人就労者たちから聴いてきた中で、感じていることでもある。

土地が貧しいため、ここの家族の食事は、とても豊かとは、通常は、言えない。失礼ながら、とても、貧弱となり、肉を口にするのは、歴史的には、まれであった。肉は、贅沢な食べものであり、休日にしか食べられなくて、当たり前だった。

ほとんどの人々は、山々や畑や庭から採った食べ物に慣れていた。

田舎の各家の庭は通常広く、土地はパラミツの木にとても適している。
だから、ジャックフルーツの木は、とても急速に成長し、季節ごとに実を結びことが出来た。愛するべきジャックフルーツ、、、。

私たちのこの地域の社員は、こう話してくれた。、、、そして、このような貧困な環境や歴史的な生活の中で、タインチュオンの人々は、何世代にも渡って、村人たちを育ててきた料理であるジャックフルーツから作るNhut ヌットを考え出したそうだ。

しかし、パラミツは一年に一度しか旬がないから、一年中塩漬けにして食べることを考えた。貧しい時代から今に至るまで、この故郷の人々と共に生きてきたMon Nhutモンヌットが生み出された。、、、おそらく、食べ物に代わるものは決してないであろう。

それくらい、幼い頃からの思い出深いものだ。

これを作るための主な材料は、緑のパラミツと塩だ。恥ずかしがり屋であることは、自分そのプロセスの説明であったが、簡単としてしまうことは、恥ずかしい、、、。

難しくはありませんが、簡単でもない。

恥ずかしがり屋に見えるのは、ジャックフルーツで、その種類から通常、緑色の皮で、とても美味しい。

選び抜かれたジャックフルーツは若すぎず、古すぎず。 

若い人は塩漬けにできず、老人は固くて歯ごたえがあるが、やっぱり老人は食べられないだろう。

ジャックフルーツの皮をむき、塩水、米水に浸して膿を取り除く。

約1、2時間後、白いパラミツの内部を洗い、細かく切る。この作業は、人それぞれの器用さにもよるが、なるべく切るのではなく、繊維状にして、折れたり、つぶしたり、しないようにする。

短冊切りにして、天日で1時間ほど乾燥させるのだ。パラミツの繊維が乾燥して渋くなるのは中部地方の暑い日差しで、作るとさらに美味しくなるそうだ。

次にジャックフルーツを磁器の瓶に入れ、適度な濃度の塩水に浸しす。次に、生唐辛子、にんにく、みじん切りにしたしょうがを加えると、味が濃くなる。きれいな小石を敷いた竹製グリドルを使用して、鍋をコンパクトにするのが、コツだそうだ。

約1週間後、ジャックフルーツの繊維が黄色くなり、独特の香りがするため、大丈夫かなぁと感じるはずだ。ナッツの味を良くするために、石畳のブロックで竹のグリドルを使用することはとても、とても大事だ。

かつて人々はティモを毎日の食事として、ご飯と一緒に食べていたが、ローストしたモンヌットは少なめだった。

雨の日、7月、8月、モンヌットは、村全体の飢えを救う食べ物で意味深いものだ。

4月または 5月から瓶を作り、洪水の季節までそれを保管できる家なら、空腹で悩むことがなくなる。

梅雨の時期は、雨や風の影響もあり、洪水のため移動が非常に困難なことが多く、市場が開きにくく、売り手が少ない。 

そんな時、村人たちは恥ずかしがり屋でお互いにその悩みを分かち合うが、友情はもっとつながっている。

どのタインチュオン族も、家を離れていると、内気な人は、故郷や家族を懐かしく思い続ける。

その思いは、タンチュオンの人々の魂の一部であり、この地域の人々が飢え、貧困、雨季の困難を克服するのを助け続けている。

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