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尊敬する日本人との出会い

外国人就労者の中で技能実習制度があり
外国人技能実習生として在留する実習生の
実習制度の中での雇用条件ついては
実習計画に基づいて計画がされて
労働基準法に基づいて所定労働時間の範囲内で
計画されるのが大原則である。

ところが実際は
実習生の希望は
所定の労働時間内で働き 
技術指導員からの指導を受けて 
気持ちよく頑張って仕事をして
その後の時間に日本語や様々な
生活時間をつくり
充実した毎日を送るという
希望とはならない。

実際の希望は残業を希望したり
週5日勤務が原則だとしても
週に6日は働き実習をして
残業や休日出勤もしたい
というのが多くの希望である。

北海道内の私たちの支援先では
このような希望が多く
法律で許される範囲内での残業が
出来ないと残念な悪い誘いに乗ってしまい
失踪に繋がってしまう
という可能性が高くなるので
十分な話し合いと歩み寄りが必要で
私たちの支援業務のここがカギとなってくる。

制度そのものが実情と合っていない矛盾を
感じながら支援活動の実務を私たちは
闘って進んでいる。

私たちの支援活動の社員達は明るいタイプが
多く周りの人とよく協力できて仕事ができる。

長所は 明るくて協調性が高くて
責任感を持っていないと
外国人就労者の支援活動を
続けられないから
このような人が運良くも
集まってくれている。

学ぶことを心掛けて自分を向上させて
いきたいと言わずとも願っている。

チームワークで働くことが好きで
納期前までには必ず仕事を終えるように
頑張り業務に貢献できるように
同僚の手助けもしたいと願ってくれている。

中には その本人自身が
実習生の経験があったり
母国の人財会社で働いたことがあったり
実習生の対応の経験があったり
日本語教育の経験がある人も
いてくれている。

日本人とも一緒にやりがいと
希望と働く意欲も熱意も本当に強いからだ。 

"所詮はお金だ"とある経営者が言った。

ここでいう"お金"とは雇用条件や経済的条件などの意味だ。

外国人就労者が 
給与条件と経済的条件を
優先して転職したり
求職したりするのは
私は当たり前だと思う。

それは日本人と同じだ。

働くのはまずは生活を成り立たせたり
改善するために働く。

そのことが最初だと思う。

そして夢にみた日本での尊敬する日本人と
出会い、文化を学び、特殊な現場での仕事を
学びたい。

私は大多数がそうなんだと思う。

日本人も外国人就労者も尊敬できる人物と
出会い学ぶ欲求。

それは同じだ。
ただ、在留がずっと10年も20年も続けられる
保証はどこにもなく不安がつきまとう。

経済的条件が圧倒的な誘いも多くなり、
動きが早くなること自体はスマホの普及が加速させて当たり前の時代だ。

そして求人をルール違反までして個人的に転職先を斡旋する人たちが急激に増えた。

SNSでは日本語でも外国人就労者の母国語でも転職情報に溢れている。

"所詮は金だ"と見えて言っているのは、その裏表にある外国人就労者の心が
労いや親しみを感じられずに寂しく
感じていることを理解しようといていないし
無理だと諦めて本人に伝えようとしないからだ、、、そう私は信じたい。

不安な気持ちが続いていることが事実だと思う。

私たちが支援している外国人就労者たちは
全員ではないのかも知れないが
その大多数が夢にみた日本での尊敬する
日本人と出会い文化を学び、特殊な現場での
仕事を学びたい。

給与条件と経済的条件はもちろん重要。

あまりにも他の会社から比べて
低すぎるかどうか?
しっかりと評価してもらえる会社か?
働きやすい職場か?

冬は寒すぎて厳し過ぎないか?
働きやすい人に優しい会社か?
大事にされるか?
差別的な会社か?
人間関係は大丈夫か?
友人たちと連絡が取れるか?
友人たちと会ったり出来るか?
もっと外国人就労者の心に近づいてきてほしい。

#東城敬貴
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