地方でもひとりの人が変えていける
外国人就労者を受入れしている事業者が
そして彼らの周りにいる人達が、
北海道で就労している間に書道体験の機会に参加させてくれたり、
様々な取り組みをしてくれている。
成人式に着物を着せて参加させて頂いたり、
村の地域行事に参加させてもらったり、
やっと長くかかって、私たちが就労して来た外国人就労受け入れ事業者が全体的にそうなってきた。
そんなこと当たり前でしょ!
最初からどんどんやっている事業者の方々、
最初から当たり前でしょって、
言ってくれる人もいれば、、、
外国人就労者支援事業を初めて約5年間くらいは他の事業者との給与条件や処遇などが、
比較されたくないという理由から多くの事業者が私が関わってきた外国人就労者について閉鎖的で地域社会との関わりを持ちたくないという日本人が多かった。
しかし、特に約4年前からの外国人技能実習法の改正は私の北海道での支援活動について、地域社会の後押ししてくれた側面があったと実感している。
有給休暇の消化についてもである。
日本人が有給を取らないでこんなにがんばっているのに、、、どうして外国人就労者だからと理由で有給を取らせなきゃならないんだ!
という理不尽な社会だった。
日本人も外国人就労者も有給休暇消化しなければならないんだ、、、
という意識がここ3年間で180度、変わってきたと感じる。
私の感覚からは私たちが外国人就労者支援を始めてたかが10年だか、ここ3年間でほとんどの事業者の人たちがこの地域社会の中で、日本の文化や日本人と交流する機会を作るようにしてくれている。
ただ私が見てきた現場での実際は、ひとりの日本人の言動、行動が周りの支援者の人たちに影響や感動を与えて心が動き、体験を与えてくれている事実をわかってほしい。
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