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ベトナムゲアン省ジエンチャウ県ジエンテイン村のピーナッツ栽培について

ベトナム首都ハノイの中心から車で南へ約6時間くらいの場所に、ベトナムのゲアン省ジエンチャウ県ジエンテイン村がある。

ベトナムのゲアン省ジエンチャウ県ジエンテイン村でたくさんのピーナッツ栽培している地域がある。

ジエンチャウ県ジエンテイン村が近づいて来ると、目の前に、広大なピーナッツ畑が広がっている。



このジエンテイン村のある外国人就労者のご家族のお話しによると、過去には、彼らは主にあらゆる種類のとうもろこしや野菜を植えていた。

しかし、とうもろこしが早い段階で大雨と強風に遭遇すると、木は傾いたままとなることが多く、葉は黄色になり、多くの肥料を投資する必要がある。

さらに、とうもろこしには多くの害虫や病気があり、だいたい2千8百万ドンVD(日本円で約14万円ぐらい)/ 1ヘクタール当たり かかってしまう。

すべての費用を差し引いた後、残る利益は、400万から600万ドンVD(日本円で約2万円から3万円ぐらい)/ 1ヘクタール当たり。

他の野菜も手入れが行き届がなければならず、野菜の季節は収穫のタイミングや天候にも左右されすぎるために、値段も安いので、とうもろこしも野菜も徐々に面積を減らして、ピーナッツに切り替えていった。

一方、少なくとも3トン/ 1ヘクタール当たりの収穫量で、販売価格が約3万ドン〜3万3千ドンVD / 1キログラム当たりの乾燥ピーナッツで1ヘクタールだいたい9千万から1億ドンVD(日本円で約45万から50万円ぐらい)の収入が得られる。

費用を除いて、農民は5千万ドンから5千5百万ドンVD(日本円で約25万円から28万円ぐらい)/1ヘクタール当たりの利益が得られる。

ピーナッツがトウモロコシの栽培よりもはるかに多くの経済的利益をもたらすことは明らかだ。

ジエンテイン村の人たちによって、ピーナッツを植える上での最大の難しさは、やはり、悪天候だそうだ。

とりわけ、植え付けに入るとき悪天候になることが最大の難関だ。

ピーナッツが開花すると同時に、荒れる天候の霧雨が散在する北東モンスーンがある場合に、適切に世話をしないと、適時の害虫駆除が収穫量に大きく影響する。

一番重要なことは、季節のスケジュールとナイロンがけの技術力が最重である。

すべての畝は、日光を捕らえるために東西方向に高く位置するようにしている。この方法でのみ、水分を確保することができ、ピーナッツは迅速に発芽し、均一に成長する。

ジエンテイン村では、ピーナッツは塊茎のためだけに販売されているのではなく、ピーナッツの茎は牛の餌でもあり、ピーナッツの殻や塊茎をつぶして加工して、豚の餌の材料としても付随販売している。


収穫されたジエンテイン村のピーナッツ


ささやかかもしれないベトナム中部のひとつの田舎の村のお話しだが、ジエンテイン村の人たちの助けり合い、学び合い、生活を良くして行こうとする毎日の勤勉さ、努力のおかげで、今ではピーナッツがこの地域社会で、たくさん栽培され、経済効率をもたらし、ここの人々の生活を歴史的に改善していることをみなさんにお伝えしたい。


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