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ベトナムゲアン省クイチャウ県タンラック村の抹香について
ベトナム首都ハノイの中心から車で南へ6時間かかる場所に、ベトナム中部ゲアン省クイチャウ県のタンラック村というベトナムで有名な抹香(まっこう)を作っている地域がある。
抹香(まっこう)とは、香のひとつで粉末状の香をいう。
クイホップは、抹香工芸の村、ゲアン省で40年の伝統がある。
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タンラック村の抹香は、ベトナムの国民文化を継承するだけでなく、貧困から逃れる高地のたくさんの家族に安定した収入をもたらしている。
この村の人たちにとって、この仕事をするのは複雑化された仕事ではなくて、それは粘り強さと煩わしさを必要とする。
まずは、特に適切な技術を把握して工芸製品の最後までやり遂げるためには、ベースとなる工芸材料など準備するのに長い時間がかかる。
原材料から完成品までの工芸完成品の製造にかかる時間もとても重要であり、段階的に行うには、1つずつ、ゆっくりと、時間を置いたり、待ったりする工程も必要だ。
だからこそ、何日も続く。
あまり急がないで、 ステップをスキップするような感じである。
抹香を作る主な原料は、ゲアン省の山々に豊富にあるベチバーの根だ。
ベチバーの根を収穫、収集した後、洗って乾かし、粉まで潰して混ぜ合わせて作る。ベチバーの根に加えて、お香を作るための成分には、カルダモンアニス、シナモン、沈香、バガス、そして秘密にされている特別なハーブも含まれているそうだ。
抹香の工芸に使用する筒の材料は、森の中の竹からできている。
竹を収集した後、約2ヶ月間水に浸し、乾燥させて細かく切り、 抹香を持つために包んでいる紙だけの筒に見えるものに工作していく。
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タンラック村の抹香工芸からの年間平均総収入は約380億ドンVD(日本円で約1千9百万円ぐらい)で、各家族は年間1億6千万ドンVD(日本円で約80万円ぐらい)を稼いでいる。年間平均量は約3千8百万本を作っている。
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タンラックの抹香は、ベトナム人の家族と一緒にテット休日(旧正月)の雰囲気に喜びを呼び起こすだけでなく、この村の人たちは、自分の故郷でお金持ちになる夢を描いて抹香の香りに、勤勉な毎日を過ごしている。
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