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なんてことない日記 - 世界で一番好きな場所

世界で一番好きな場所、銭湯とどっちか迷うけどやっぱり私は大型書店かな。

素直に本屋さん、と言いたいけれど大型書店の中をぐるぐる迷いつつ目的の本を探したり、買いそびれた少し前の本を探したり、世の中にはこんな本もあるんや~ と参考にするのが好きなのです。

私は夫の出会いが同じ大型書店のバイト仲間なので、本屋さんには足向けて寝られないくらい好きなのです。(どこの本屋さんかはちょっと伏せさせていただきますけど)



すごく好きでまた行きたいけどもう二度と行けないのが天王寺にあったユーゴー書店(残念ながら販売部門は閉店しました)、地下の文庫フロアは少し独特の匂いがありました。決してなじってるのではなく、むしろ大好きだったあのアカデミックな香り…


勿論、地下だからこそ換気には気を使われていただろうけど80年以上愛され続けた本屋さんだから蓄積された伝統的な香りなんだと思うのです。大好きだったな、ユーゴー書店のあの匂いをもし不意に何処かで嗅いだら泣くと思う。


旭屋書店はカバーが大好き、素敵なデザインだと思う!


落ち着いた色合いがシックで、とてもセンスがいいと思うのです。だから逆に販促かフェアかで出版社が用意したカバーだと私的にはハズレの気持ち(難儀な客…)


紀伊國屋書店 梅田本店は別格でキングだと思う、いやキングダムか。

ウルフルズの曲の歌詞にサラッと出てくる、関西人の梅田の待ち合わせにはやっぱり紀伊國屋で待っちきって〜なんですよ。まあ私は中に入って足を棒にしたい、人混みが苦手なのに紀伊國屋書店 梅田本店の混雑っぷりが嫌いじゃなくて人海を掻き分けてグルグルしたい 魅惑のラビリンス。

梅田行きのキップ買って
紀伊國屋で待っちきって

大阪ストラット - ウルフルズ 
作詞:大瀧詠一

話は逸れますが「大阪ストラット」の作詞のクレジットが大瀧詠一さんってのが何度見てもビビる、永遠のエバーグリーンでシティポップの代表格のお一人なのに!透明感溢れるナイアガラ(=大瀧のシャレ、最高!)サウンドなのに!

歌詞がコテコテギラギラの天然色ならぬ関西色なので歌詞はほぼ100% トータス松本さんで「大阪ストラット」のベースであり、偉大なる始祖である「福生ストラット」(勿論、作詞・作曲・歌 大瀧さん、福が生まれる町って駄洒落なのに歌い手の確かな技術で御洒落すぎる歌)に尊敬と敬愛を表してクレジットは ※ あえて大瀧詠一さんなのだと思います。知らんけどー。

( ※ 永遠のエバーグリーン 憧れの大瀧さんが「マクドええ味出しとんで」なんて言わはったらあたし泣くわ... )



なんじゃかんじゃ言いつつ、私が全信頼を寄せているのは圧倒的品揃えのジュンク堂書店、特に店員さん推しなのです。

ジュンク堂書店で見つからない本はないんじゃないか?とさえ思ってる(※※ あくまで個人の見解です)


たまたま私がいい店員さんに会っただけかもしれないけれど、梅田店や天満橋店、あべのハルカス店に今はなき千日前店でどうしても見つからなかった本を秒で探してくれたり、在庫数(品切だったんだけど、検索機も最新の在庫を更新できてなかったってことでAIよりすごい!とびっくりしました 😀 )を把握してはったり、御自身の担当外のエリアの本も把握してはったり と腰抜かしたことがあります。(みんな所属店舗性別年齢がバラバラの店員さんです、つまり4人中4人が戦闘力高めってことです)

ジュンク堂の店員さんレベチなのよ、すごいのよ、だから大好き!


そう常々思ってたら、この度 とうとう俺達の丸善 ジュンク堂(正式には丸善 仙台アエル店)の店員さんが芥川賞受賞ですよ!


びっくりです、芥川賞受賞の店員さんまでいらっしゃるのか〜。

でも正直に言うと、レジで声掛けポイントアップキャンペーンは人見知りにはハードル高いですわ 😇




佐藤厚志先生、関係者の皆様、そして丸善ジュンク堂の皆々様、この度は本当におめでとうございます 🥳

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