なんてことない 日記 - 漫画を Lie Cheat and Steal ! はイカンですよ

私は漫画好きなので、お金の融通のつく限りは購入し 買い支える次第であります。しがないパートのおばさんなので悲しいかな、限度はあるワケで そんな私の強い味方はコミックシーモアの読み放題フルとRenta!あとは一日一話読める正規のサイトです、本当に有難い。

出来れば購入に繋げ、微々たるもんですが 先生方に少しでも還元したいと思っています。




今日、WBSで例の村の元運営者のインタビューを見かけたのですが、漫画を愛し 漫画に愛されてはいないけどそれでも追いかける女 の私からすると色んな意味で腑が煮えくり返りそうでした。自分の後追い(海賊サイト)が増えて嬉しい、と全体的に凄く引き締まった表情で輝く瞳で語っていましたので。シャバに出て一月も経ってないそうです、イヤキチ言うと 刑務所ダイエット とはよう言うたもんやで。




何ちゅうか、タダで作れるもんなんて世の中そう ないよね。


この気の毒なみかん農家さんだって栽培の段階で手間暇かけて丁寧に育てていらっしゃる、水代や肥料代かてタダやおまへんで。天候もいつもポカポカ温暖気候ってワケでもない、災害のリスクもある。

漫画だってタブレットもしくは原稿用紙、インク、ペン等の画材やアシスタントさんたちのお給料やご飯代、それこそ事務所代やワーキングスペース、光熱費、資料代や取材費も必要で もっとその他の経費がかかってはると思う。

時間や体力、労力 等で色々犠牲になってはるでしょう。


私が思い出す度にちょっと泣きそうになるのは 板垣巴留 先生の『パルノグラフィティ』の中で 御父上 が多忙な漫画家で月に何度かしか自宅に帰れず 車で30分ほどの仕事場で執筆されているので 毎日電話で会話し、会うのは週1.2の御両親のエピソードです。


ちなみに板垣家は誰一人として不在がちな御父上を責めることはなく、三姉妹はいじけることもなくのびのび育ちます。そして父の帰りを笑顔で出迎え 労い 御馳走を用意し (部屋干しを隠し) 明るく一家団欒を楽しむのです。少ない時間の中で、触れ合いや家族サービスもお手の物の板垣先生も大概 超人ですけど 🤯

偏に板垣先生の奥様が家を守っているのが大きいな、大らかで明るく 優しくて可愛らしくて愛情深い良妻賢母でちょっぴりお姫様なところもあるすて奥(素敵な奥様)なのです。

独歩ちゃんの愛妻 愚地夏恵さんのモデルは板垣先生の奥様説を信じるし、ソースは『パルノグラフィティ』ですわ。板垣先生は慧眼です!



ただなァ、漫画家の先生のご家族 みんながみんな 愚地夏恵さんじゃないからな〜。

お子さんがいじめに遭ったり、苦労されたり という悲話も聞くので やっぱり漫画家というお仕事は過酷なのよね。その苦労と努力の結晶を Lie Cheat and Steal ! はイカンでしょ、イカンですよ。対価は気持ちよく払わんとね。


オマケ:自身をモデルにしたキャラクターを漫画内で散々オモチャにされコケにされ 編集長に小言を言われ、それらを気にする赤塚不二夫先生を逆に励まし 矢面に立っていた担当の武居記者の話も泣けるのよね。


漫画はタダでポコポコ生まれるもんじゃないのよ、関係者一同の苦労と献身によって生まれているのです。



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