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【VRChat初心者日記③】友達100人できるかな?〜脱・無言勢をめざして


本記事は、2019/2/15公開の記事を転載したものとなります。


未知の世界に対する「衝撃」と「興奮」から始まったVRChatログイン初日と、仮想世界だからこそ実感できた「自撮り」と「舞踏」の楽しさの気づきを得た2日目を経て、今回は3日目。

ついにこの日、僕はマイクをONにした。
──めざせ! フレンド(とりあえずは)5人!

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3日目、いくつかのワールドをしばらくフラフラしたあとで長時間を過ごすことになったのが、初日にも訪れた〈Fantasy Shukai jou〉

タイミングにもよりけりのようですが、こちらは夜〜深夜帯にかけて日本人が数多く集まるワールド。

実際、この日もすでに時計の針は3:00をまわっているにもかかわらず、たくさんのアバターがわちゃわちゃとしておりました。 “何でも言うことを聞いてくれる” ほうのアカネチャンだ……いいよね……(せやな)

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ただでさえ人が多い室内で、もちろん知り合いなど1人もいない自分。

どうしようかにゃー……とキョロキョロしていたところ、遠目にもわかりやすい初心者ムーブを察してくれたのか。わざわざこちらに来て、「こんばんはー」と話しかけてくれたイケメン……もといイケロボが!

慌ててマイクをONにして、「ここここんばわ!」と挨拶を返す僕氏。ぶっちゃけVIVEのどこにマイクがついているのかも把握しておらず、小声でもちゃんと聞き取れるかな……と不安だったのですが。

……よかった! ちゃんと会話できてるぞ!
\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーーッ!!!

「まだVRC始めて3日目なんですー」「なんかもうこの世界マジパねぇっすねー」「こんな時間でも人多くてビビりましたー」などと初心者丸出しでお話しつつ、あれこれと教えていただきました。

「このワールドだったら、気軽に話しかけちゃっても大丈夫ですよ!」という心強い助言も頂戴し、VRChatにおける「会話」のハードルを下げてもらえたような思いです。たすかる……マジたすかる……。

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──などと話しているうちにも、周囲では十人十色のさまざまなアバターが入り乱れ、謎の盛り上がりを見せておりました。始めて間近で拝見しましたが、のらきゃっと量産型がほんっっっっと〜〜〜にきゃわわすぎてヤバい。

しばらくその場の雰囲気を堪能した印象としては、「みんなでおしゃべりをする」というよりは「思い思いの姿で遊びまわっている」というイメージ。いくつかのグループに分かれてお話するのではなく、部屋全体がひとつのイベント会場になっているかのような空気がそこにはありました。

でもそれゆえに、知り合いがいない自分でも交ざりやすく、自然と楽しむことができていたんですよね。あまりにも周囲がカオスな空間だから、自分のような人見知りでもノリと勢いでお話しできる、できてしまう。助かる!

ところで、基本的にはその場のノリと挨拶で交流が始まるわけですが。しばらく経ってから振り返ってみると、コミュニケーションが始まるきっかけにもいくつかのパターンがあったように思えたんですよね。

そのへんにいる人に「こんちゃー」と話しかけて、普通に会話が始まることも当然あります。しかし他方では、お互いの姿を見て「あなたは!」「その姿は!」というノリでやり取りが始まることも珍しくない──というか、そういうケースがむしろ多いように感じました。

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特に頻繁に見られたのが、「同型モデルのアバター同士が顔を合わせて、自然にコミュニケーションが発生する」という光景。

同じアバター(改変モデルも含む)を使っている人が目に入ると、お互いに初対面でもスッ……と流れるように近寄って、やり取りが始まる──ということが何度もあったんですよね。……ポケモントレーナーかな?

2日目に櫻歌ミコちゃんのアバターを使い始めたときもそうだったし、のちにBOOTHで見かけて一目惚れした響狐リクちゃんのアバターをお借りして使ってみたときもそう。

同じ/似た姿をした者同士、お互いに何か話しかけるまでもなく、目と目が合った次の瞬間、急接近した2人はそのまま自撮りタイムに突入──なんて展開もあった。すごい。一言も喋ってないのに。コミュ強っぽい。

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それはある種の “仲間” 同士の連帯感のようであり、良い意味で「見た目」がコミュニケーションのきっかけになっているようにも映りました。同じモデルゆえにちょっとした違い(改変部分)が会話のネタにもなるし、やっぱり交流が広がりやすいのかしら。いいないいなー!

特にますきゃっとのみなさんを見ていると、そういった “一体感” が強く感じられて本当に素敵。各々が思い思いのアレンジを加えつつも、のらきゃっと(@VR_Girl_NoraCat)さんの世界観を共有しているような感じ(見当違いのことを書いていたらすみません)。

そんな、傍目から見ても楽しく、そして優しい世界を目の当たりにしていると──やっぱり、自分もそこに交ざりたくなってこようというもの。

具体的には……アレです。Google先生に向かって「モデリング 初心者」「Blender 入門書」とか聞いてみちゃう感じのやつです。ぶっちゃけ、必要な知識もソフトもわかっていないレベルで無知ではあるわけですが……まあ試しに調べてみるだけならタダだからね! うふふふふ!

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そんなこんなで、3日目にしてようやっと会話らしい会話ができた初心者な僕ですが、今後も気ままに潜って交流を楽しみたいところ!

実際、毎日のように「1時間……いや、長くても1時間半でやめるぞ!」と思いつつ、結局は3時間くらいパシャパシャぶらぶらナデナデもふもふしてしまっているので、しばらくは飽きることもなさそうです。動画で見たライブやアート企画なども本当にすごかったので、機会があればイベントにも参加してみたいな……。


※元記事:ぐるりみち。

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