唇よ、熱く君を語れ

＃スキな３曲を熱く語る　というお題を目にした瞬間、私の脳内に響いたとある歌詞がある。

唇よ、熱く君を語れ
誰よりも輝け美しく

渡辺真知子さんの７枚目シングル「唇よ、熱く君を語れ」という曲のサビである。
私が最初にこの曲を知ったのは19歳の時。

昭和の音楽をテーマに歌詞を当てるというクイズ番組を観ていたときに聴こえてきたのがこの曲だった。
懐かしいね〜なんて盛り上がっている両親の横で私はしばらくポーっとしていた。

なんてカッコいい曲なんだろう。

気まぐれで自由な女性像、そして何より「唇で語れ　明日を」という前向きな歌詞が頭から離れなかった。「私もこんな力強い生き方がしたい！」と、拳を握りしめたのを今でも覚えている。　

1980年に発売されてから約40年。当時の流行りや空気、懐かしさは22歳の私には分からない。だけど、背中を押す歌詞と歌声が令和に生きる私を強くさせるのは間違いない。

残りの２曲はまた別の機会にじっくり語りたいと思う。