プロジェクトマネージャ試験(情報処理技術者試験)備忘録

同じ月に別の資格(趣味のワイン資格)試験もあり、そちらをメインに勉強していたので、PMは受けてみるだけ受けてみようくらいのモチベーション。
運良く最低限の勉強で合格することができたので、やったことを備忘録として残しておく。

余談:正直受験票が届く前は、受験会場遠かったら試験受けるのやめようかな、、、という後ろ向きなモチベーションだった。
が、受験会場が好きなアイドルの出身大学であったため、モチベーションが爆上げし、試験が楽しみ!!!というこれまでの情報処理試験からは考えられないようなテンションで受けに行った。
これまでも毎回この大学が会場だったら、少なくとも0次試験で落ちることは無かったのに、、、

対策:プロジェクトマネージャ合格教本

対策にはこちらの教本を使用。午前Ⅰは免除だったので割愛。

午前Ⅱ対策

過去問をひたすら解く。どうやら過去問そのまま出ることが多いと分かったので、間違えた問題だけ何周か繰り返しておく。

午後Ⅰ対策

午後Ⅰはどんな形式の問題か、どのような解答が正解になるのかを中心に学習。

午後Ⅱ対策

過去問からどのようなテーマが過去出題されているのかを確認。
自分のこれまでのプロジェクト経験を元に書けそうなテーマにヤマを張って、プロジェクトの概要シートと論文を作成。
論文は教本のやり方を参考に、文章展開を箇条書きで組み立ててから文章化を行った。
とはいえ自分には大したPM経験は無いため、先輩がやっていたことを思い出し、あたかも自分が判断して課題解決に導いたかのように妄想して数パターンのテーマで論文作成を繰り返した。
後はネタ帳的に、使えそうなエピソードをリストアップしておいた。

受験

本番

午前Ⅱは過去問そのままの問題が多く、手応えあり。
午後Ⅰは分かる範囲で埋めた。運次第。

そして午後Ⅱ。
運良く「問1:プロジェクトチーム内の対立の解消」「問2:スケジュール管理」のどちらも書けそうなネタが思いつくテーマであったため、よくあるアプリチームとインフラチームの対立ネタで問1を書くことを決める。
流石に準備した作文そのまま使い回せはしないので、まずは問題用紙のメモ部分の白紙を使って論文構成を組み立て、後は一気に書いていく。

とにかく手が疲れた。あと時間が無い。
文字数が足りなければ一発アウトであるため、試験終了時間ギリギリで文字数は埋めきった。
時間はなかったがそれ以上長くても手が限界だったと思う。その後数日は手が痛かった。

結果



午後Ⅰが65点とやや危なかったが、なんとか合格することができた。

振り返り

自分は学習時には手を動かして文字を書くやる気がどうしても湧いてこなかったため、論文作成はPCで行っていた。
が、そもそも普段から手書きに慣れておらず、試験途中で手が限界になりかけたので危なかった。
論文対策は手書きに行い、試験時間にも慣れておくことを推奨する。

また、受験対策中に論文のネタを考えている時、あの時先輩はこんなことに悩んでいた?とかこう考えて判断した?を想像することで、自分が経験したプロジェクトを振り返る良いきっかけになった。
プロジェクト完了後チーム内で振り返りを軽くすることはあっても、ここまで問題・原因の深堀りや対策の検証を一人で主体的に行うことは無かったため、自分の視座を上げるという観点でこの試験対策は有意義だったと感じた。

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