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【古着】ディッキーズ874 ワークパンツの年代の見分け方【ヴィンテージ】

ヴィンテージのディッキーズ874 ワークパンツは、ポケットやシルエットの違いがほとんどなく、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。生地が毛羽立っていて古そうかな? と思い購入するも......。

今回は、21年間ヴィンテージ収集してきた私が、ディッキーズ874 ワークパンツ(ヴィンテージ)の見分け方のコツを書いてみたいと思います。

ディッキーズ874 ワークパンツとは

ディッキーズ874  ワークパンツは、1967年にアメリカで誕生しました。ディッキーズ874 ワークパンツは、アメリカの労働者の声を聞いて作られ、丈夫で型崩れせず労働者に愛されるパンツになりました。90年代になるとファッション業界でストリートカルチャーが人気になり、スケーターやHIPHOPアーティストなどの影響を受けた若者たちにもディッキーズ874が履かれるようになりました。

サイズ調整ができる(〜90年代)

レア度:★★★☆☆

90年代までのディッキーズ874  ワークパンツは、内側ステッチを解くと、ウエストサイズを2インチあげられます。00年代からはサイズ調整ができなくなります。作業着よりもファッションとして履かれるようになったからではないでしょうか。

センターループが細い(〜90年代)

レア度:★★★☆☆

90年代までのディッキーズ874 ワークパンツは、センターのベルトループだけ幅が細くなっています。90年代まではウエスト中央でサイズ調整していたため、ベルトループが邪魔にならないようにセンターループだけ幅が細く作られました。

股上が深い(〜90年代)

レア度:★☆☆☆☆

90年代までのディッキーズ874ワークパンツは股上が深いです。90年代までは作業着として着られていたため、動きやすいように股上が深くなっていました。股上が深いディッキーズ874は作業着として酷使されていたためか、毛玉がついてるものが多いです。やっと自分サイズのディッキーズ874を購入するも毛玉が気になり...。でも、この最強の毛玉取りを使えば生地を痛めずに毛玉を一つ残さず取ることができるので、オススメです。

ジッパーがTALONとYKK(〜00年代)

レア度:★★☆☆☆

00年代までのディッキーズ874 ワークパンツのジッパーは、TALONかYKKジッパーが使われていました。現行品からはDickieのマークが入ったジッパーが使われます。自社のものを使うことで、コストダウンを図ったのではないでしょうか。

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