中日ドラゴンズ投手運用定点観測2024【6月編】
・先発
-先発数
1軍は大きく増減した選手はなし。
脚の怪我でリハビリ中の仲地に代わり福谷が先発に回り穴を埋める。
岡田の先発数も0になり、中継ぎ登板でも今月はわずか2登板。
ついに福田がプロ初登板しました!
2軍のブルペンデーは3回(菊田・福田・アルバレス)。
-中日数
中5日以下
1.2軍通して中5日の先発はたったの1回のみ。
その1回も1イニング(リリーフ)→1イニング(ブルペンデーの先発)
なので実質0回です。
1軍は交流戦明けの長期移動日、2軍は雨天中止が5試合というのもありますが、この運用のうまさは全ドラゴンズファンに知ってほしいことです。
中7日以上
2以上増減したのはメヒアと岡田。
岡田は前述の通りそもそもの先発が0。
メヒアは6月の4登板全てが中6日(先月は中13→6→6→7)。
3試合連続負け投手と調子を落としていますが、ローテを回してくれたことは評価すべきでしょう。
・中継ぎ
-中継ぎ登板数
最多登板は齋藤・松山・マルティネスの勝ちパターントリオ。
福谷・根尾は先発転向で中継ぎ登板0。
森・石川翔今季初登板、藤嶋が離脱。
-2連投
2連投は前月比-11と大幅減少。
松山・マルティネスの連投数が1回で喜びたいところですが、連投がないのに登板数は伸びている=連勝がない。ということなので何とも言えない気持ちです。
トップは齋藤で今季の2連投総数はマルティネスと並んで1位(8回)。
-3連投
今月の3連投はフェリスが1回。
3連投は妥当か振り返る
3連投目となったシチュエーションは2連敗中の負け展開。
ホーム4点ビハインドの6回表での2番手で登板。
残っていた投手は
橋本
祖父江(投げたら2連投)
清水
勝野(投げたら3連投)
齋藤
松山
マルティネス
フェリス
残り4イニング、ビハインドで勝ちパターンの3人は使いたくない。
1人1イニングと考えると、勝野かフェリスの3連投はこの時点で確定。
フェリスは勝野より登板数が少ない、負荷もかかってないと考えるとこの3連投は仕方のないものだったと言えるでしょう。
-ロングリリーフ
ロングの登板数も大幅減少。
中5日の0といい、2連投数の減少といい素晴らしいですね。
・中継ぎ依存度
1軍
ロングリリーフの回数減少の要因はここにあったのかもしれません。
2軍
2軍は逆に中継ぎの依存度が上昇。
これはブルペンデーを3回行ったのも大きな理由の一つでしょう。
仲地が離脱したことによりローテに穴が空いた。
そこに菊田・福田らルーキーの先発チャレンジと石川翔・森の復帰組で負荷を分散させる理想的な形を作れています。
が、これは雨天中止が続いたという幸運も重なったことも頭に入れておかなければなりません。
雨で5試合流れています。ブルペンデーをする=先発は足りていない。
これ以上の離脱は致命傷になるリスクをはらんでます。
それに、根尾や福谷のように1軍の中継ぎが足りないから~と2軍のローテから中継ぎ要員で昇格させるのも避けなければいけません。
・2週間以上登板がない選手
日付は最終登板日
上田-5月3日
情報なし
仲地-5月19日
リハビリ中(6月14日時点)
森山-5月23日
情報なし
藤嶋-6月13日
復帰目前
福田-6月15日
加藤翼-6月15日
垣越-6月15日
野中-6月15日
菊田-6月15日
6月15日は対NPBではなくプロアマ交流戦の試合でした(福田先発のブルペンデー)
この日登板したのはルーキーかリハビリ復帰組で、チャレンジの場・自分の立ち位置を見直す場として落合コーチが設定したのかもしれません。
なのでこの15日組は怪我での離脱ではないと思います。(あくまで個人的に思ってるだけです)
・登板数0の選手
草加-TJ手術リハビリ
竹内-情報なし
・松木平
最後にどうしても触れておきたいのが松木平投手の話。
彼の今季の活躍はについてはもう言うまでもないでしょう。
1試合当たりの平均消化イニングもチームどころか2軍全体のトップです(約7イニング/1試合)
運用面でみても登板の約半数が中6日以下、中10日以上や1週飛ばしは1度もなくここまで投げ切っています。
正直、支配下にしない理由はないと思ってます。
1軍の谷間の投手がこの投球をできるでしょうか?福谷や根尾ができているでしょうか?
リミットはあと1か月。
来月のnoteで松木平の1軍登板について触れられることを願っています。
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今月はここまで。
また次回のnoteでお会いしましょう。
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