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ウマの獣医師の一日

ウマの獣医師として働く一日は、早朝から始まり、診療、手術、フィールドワークと多岐にわたる業務で埋め尽くされています。
この記事では、ウマの獣医師の具体的な一日のスケジュールと、その中で行われるさまざまな業務について詳しく紹介します。


ウマの獣医師の一日のスケジュール

朝の仕事開始時間

ウマの獣医師の一日は早朝から始まります。多くの牧場では、仕事開始時間が5時から6時くらいと非常に早いです。これは、馬の健康状態を確認するために重要な時間帯だからです。

  • 起床、朝食

  • 動物病院や厩舎への移動

  • 5:00 - 8:00: 厩舎での朝のラウンド、ウマの健康チェック


午前中の診療

午前中は主に診察が行われます。繁殖牝馬の管理も含めて、注射や怪我の経過観察など、診察内容は非常に多岐にわたります。

  • 8:00 - 12:00: 診療や治療

    • 注射: ワクチン接種や薬の投与

    • 経過観察: 怪我や病気の回復状況の確認

    • 急患対応: コリックやケガなどの緊急処置


お昼休憩

忙しいスケジュールの中でも、お昼休憩は確保されます。短い時間ですが、休憩をとることで午後の業務に備えます。

  • 12:00 - 13:00: 昼食休憩


午後の業務

午後は診療の続きや手術、フィールドワークが行われます。高度な手術は専門の高度医療センターで行われることが多く、研修に行く大学の先生も多いと言われています。

  • 13:00 - 17:00: 診療や手術、フィールドワーク

    • 手術: 高度医療センターで行われることが多い

    • フィールドワーク: 厩舎や牧場での出張診療


夕方の業務

夕方には診療のまとめや患者の再確認が行われ、一日の業務を終えます。ウマの獣医師は早朝から働く分、夜の終業時間は比較的早めです。ただし、夜中に緊急の呼び出しがあることもあります。

  • 17:00 - 19:00: 診療のまとめ、患者の再確認

  • 19:00 - 20:00: 終業、自宅での書類仕事や研究


その他の情報

ウマの治療費は高額になることが多く、例えばウマの膝の骨片除去手術は20〜25万円程度かかります。これは、犬の避妊手術が3〜5万円程度であることと比較すると、その高額さが際立ちます。

競走馬の診療は特に厳しく、競走能力を重視して治療方針が決まることがよくあります。そのため、競走馬に対しては走れる状態に調整することが求められ、場合によっては見切りをつけることもあります。

また、大手の競走馬の牧場は毎年人気が高く、就職の競争率も非常に高いです。



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