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医学部のメリットと情報系ブームについて

みなさんこんにちは。じゅそうけんです。

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年収、社会的地位、やりがいのすべてがそろった医師人気は揺るぎません。
特に不確実なこの時代、医師資格さえあればほぼ間違いなく高年収になることができるというメリットは非常に大きいです。
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によれば、令和3年度の勤務医の平均年収は1378万円とのこと。開業医などを含めると、さらに高くなるでしょう。

一方で、就職口コミサイト「OpenWork」が公開しているデータによると、東大卒の平均年収は45歳時点で見ても「1155万円」となっています。

つまり、金銭的な面だけで考えると、現時点では医学部に行った方が得でしょう。
実際、現役で東大や京大に入学した人が、社会に出てから医学部再受験を決意し、医師になるといった例は枚挙にいとまがありません。(一方でその反対はほとんどいません)

しかし、最近少しずつ風向きが変わってきているようです。

というのも、理系のトップ層の医学部志向がやや弱まり、東大の理一や京大の情報学科、東工大の情報理学院などの人気が急騰しているのです。
日本一の進学校とも言われる灘高校からは、10年ほど前には毎年20名前後の東大理三合格者が出ていました。(2013年はなんと27名が合格)
しかし、近年は10名程度で推移しており、今まで受験していた層が東大理一など医学部以外の学部に進学しているものと見られます。

本記事では、そうしたトレンドの変化や、やはり強い医学部のメリットについてお話ししていけたらと思います。

医師免許という最強格カード(「三菱商事 vs 医師」論争)

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