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悪名高き内申制度について

皆さんこんにちは。

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多くの家庭を中学受験に向かわせる理由として、「うちの子は内申点がとれそうにないから高校入試は厳しいかも入れない・・・」というのがあります。
実際、内申点というのはテストの点数や挙手の回数などによる定量的な基準で付けられるものではなく、(特に実技科目では)「素直で愛想が良いから」などといった極めて曖昧な基準で付けられることもあるのが現状です。
私も愛知県の公立中学校時代、授業中に寝ていたり先生に反抗するタイプの幼い生徒だったこともあり、数学の定期テストで98点をとっても「3」がつけられてしまったという苦い思い出があります。(80点台だった学級委員長の女子には「5」がつけられていたのに!)
しかも当時の愛知県高校入試は、内申点の比重が40%程度あり、一定の内申点を下回るとその時点でトップ高への道が閉ざされるという悲しい仕様になっていました。(私は当然公立進学校は諦めざるを得ず、遠く離れた私立高校に進学することになります・・・)
そのため私は内申制度に恨みを募らせており、「内申点から国民を守る党」の立ち上げを検討するなど、かなりの剣幕で怒っていました。

しかし、いろいろ調べてみるにつけ、都道府県によって内申点の付け方や重視の度合いが異なっていたり、意外なメリットが浮かび上がってきたりと、なかなか面白い制度だなと思うようになってきました。(何様)
そのため、今回の記事では、近年の内申トレンドや、それをもとにあらためて考えた私の意見などを述べていきたいと思います。


近年の都立高校入試と内申点

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