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場末のディサービス(5)

ディサービスには色んな職種のスッタフが働いている。管理者、
介護職(ヘルパーさん)機能訓練士 看護師 生活相談員
ディの種類によって専門職が追加されるのだろう。
一人ではできない。スタッフみんなの力が集まってディサービスをオープン
できる。最初の窓口はケアマネジャーから相談員 相談員からディスッタフ
看護師 機能訓練士 ヘルパー 揃ってその利用者さんの情報を共有し
その人にあった介護をしていく。

 ご飯一つとってもごはんがいい。おかゆがいい。おにぎりがいい。
コンビニサイズのおにぎり1個、小さなおにぎり2個がいい。ふりかけを持ってくるからかけてほしい。

 食欲は健康のバロメーター。
長い間利用者さんを見てきたけれど、お元気な方は いつも美味しいと
言って食事を食べてくれる。
「これはかぼちゃ 美味しいよ、食べてみて」
「甘くておいしいねえ 家で一人で食べるより みんなと食べると
美味しい!!」と言って いつもは3割のひとが8割食べてくれる。
食事中のヘルパーの声かけです。できるヘルパーです。

「いつもより元気がない 血圧が低いです。ベッドで寝てもらって
足をあげて様子をみましょう」 30分もすると 血圧も回復しました。
入浴しても大丈夫です。できる看護師です。
 あの方は状態が悪い、急変するかもしれない、あなたはケアマネさんや
ご家族と打ち合わせしてと言われご家族とお話しをする。
「急に具合が悪くなったときは 救急車を呼んでもいいですか?
病院は救急車が行くところでいいですか?ご家族から あの病院は
おじいちゃんが亡くなった病院だからやめてほしい」と言われたりする。
急変されたときに慌てなくて済む。 できる看護師のアドバイスです。

 車いすで来所されてた方が 歩行器になり たまに杖も持たずに
ディフロアを歩いてたりする。ご本人がリハビリに熱心だったこともあるが
機能訓練士が熱心に訓練していた。暑い日も寒い日も二人で外を歩いて
いた。熱心で できる機能訓練士です。

こうやって熱心なスタッフによってディサービスは動く。
管理者だけでは動かない。熱心なスタッフがいればこそです。


 

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