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FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析その3

久しぶりになってしましました。向井です。

皆さまお気付きでしょうか?恐らく気付いていらっしゃる方も多いと思いますが、最近の為替マーケットは同じことの繰り返しになっています。

テーマの中心は米国のテーパリング開始時期です。

経済指標の発表の度にFRBが発表された経済指標をどう判断するのかをマーケット参加者が予想して売買をしています。

勿論、経済指標が予想よりも良好であればファンダメンタルズが改善していることになりますから、テーパリング開始時期の予想が手前になり、そうではない結果の場合はその予想が後ろに後退します。

これは、米国の長期金利の上下動を経由して為替に影響します。

具体的には良好な場合は金利が長期金利が上昇し、相対的にドルが買われ易くなります。

先週末発表の雇用統計以降のマーケット状況が正に当てはまります。

このテーパリングの時期の読み合いは既に何度も繰り返し行われています。

実際にテーパリングを開始する際、マーケットが大きく変動することを避ける為、当局も徐々に擦り込んでいるように思えます。

ここでいえることは、方向性として米国は日本よりも早くテーパリングを開始することは間違いない、ということです。

したがって、為替の方向は円安を意識するのが正解になると思います。

相場の方向性については色々な見方がありますが是非参考にしてください。

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