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インド哲学を知っていてよかったこと
紅麹界隈がざわついている。
そして枇杷界隈もざわつき始めたようだ。
枇杷に関しては、今年はカメムシなどの害虫の異常発生が相次いだための農薬過多が原因ではとの声もあるが、枇杷という果物に対してのネガティブイメージが多少なりともついてしまったのは否めない。
数年前に買った東城百合子さんの本を生活のできる範囲の中で試している。
おばあちゃんの知恵袋ではおさまらないほどの人類の叡智が詰まっており、長年愛されている名著である。
この本の中でも枇杷は万能薬として古来から「医者いらず」な食べ物として知られ数十ページに渡り解説が述べられている。
葉っぱはお茶や湿布で、種はそのまま食べたり粉砕して薬代わりに飲んだりと余すとこなく利用できる素晴らしい食物である。
スケープゴートという言葉をご存知だろうか。
スケープゴート(scapegoat)
1古代ユダヤで、年に一度人々の罪を負って荒野に放たれたヤギ。贖罪しょくざいのヤギ。
2 責任を転嫁するための身代わり。不満や憎悪を他にそらすための身代わり。
これもカリユガではデフォルトの設定なのだろうか。
インド占星術やアーユルヴェーダを学んでいると巷のありとあらゆる物に惑わされなくなる。
5000年の歴史がポッと出の誘惑を回避してくれる。
フィルターを難なく掛けてくれるのだ。
そんな訳でストックの枇杷茶を注文する土曜日の午後であった。
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