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アーユルヴェーダから見るインド占星術とMBTI

アーユルヴェーダとインド占星術は、共にインド哲学の「ヴェーダ」が基になっており
ドーシャやプルシャルタなど数多くの共通点がある親戚のような関係です。


・プラクリティとヴィクリティ

アーユルヴェーダにはプラクリティとヴィクリティという概念があります。

プラクリティ:受精した瞬間から決まっていると言われる生まれ持った体質
ヴィクリティ:生まれ育った環境などの影響で後天的に備わった体質


インド占星術は持って生まれた素質プラクリティには強いが
後天的に備わるヴィクリティの分析が弱いと感じる時がある。

アーユルヴェーダでは、変化しすぎたヴィクリティ
本来の素質プラクリティに戻していくことに重きを置いていて、
カウンセリングでは両方の観点から分析を行うことが多い。

インド占星術ではヴィクリティはホロスコープがあまり主張してこないので、鑑定前のやり取りや鑑定中の会話で推測し見立てを立てるのだが、あと一歩明確なものが欲しい時がある。


そこで、昨今賑わいを見せているMBTIが使えるのでは?と思った。

MBTIに関しては賛否両論あると思うが、
今の自分自身を客観的に見るツールとしてはなかなか優れていると感じている。
毎回違うタイプだという人もいるが、それだけ今の自分が不安定になっているのでは?とも取れる。ヴァータ過剰の可能性も。

後天的に変わった素質を客観視することができれば
本来備わっている自分の才能とのいい塩梅の所をバランスすることで、
今まで停滞していた物事が川の流れのようにスーっとなんてことなく流れ始めるかも。

MBTI、インド占星術の鑑定に絡めることは難しいが
職業選択や婚活、趣味探しなどの手がかりを見つけていくツールとして楽しむ分にはいいかもしれない。




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