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公式活動グループ【医療介護福祉班】について

埼玉エリア、ゲーム部、医療介護福祉班の共生チームの小林青(しょう)と申します。

私は学生時代に聴覚障害をもつ友人との交流があり、その経験から医療介護福祉班の共生チームに所属して、活動をしております。

情熱クラブには様々なメンバーとの交流の場を広げ、”大人が本気で遊ぶ”ということを前提に「部活動」がありますが、社会貢献に重きを置き、情熱クラブから地域へ、そして日本へ広めるための「活動グループ」というものが存在します。

今回はその中の医療介護福祉班がどういったものか、僭越ながら、紹介したいと思います。

医療介護福祉班とは情熱クラブのメンバーにおいて、「医療・介護・福祉」に従事している方や経験者が集い、交流や情報共有を通じて、班やクラブ内外に貢献できる事を検討し、活動をしている活動グループです。

入班するためには、医療は有資格者であること、介護や福祉は現在従事中または経験者、障害を持った当事者や家族であることが条件になっていて、専門的な知識や経験のあるメンバーが所属しています。

また、医療介護福祉班は応急処置、未病・東洋医学、介護、口腔、共生の5つのチームに別れて、情報共有等を行い、クラブ内外に向けて活動を行っています。

各チームリーダーから、チームごとの説明をいただいていますので、紹介します。

■応急処置チーム

応急処置チームは、医師、看護師、理学療法士、検査技師、介護士などさまざまな医療に携わる方々がいます。自分の能力を分け与えて、私たちも専門外のことを学び互いが高めあえる仲間づくり、最終的には地域に向けて活動していきたいと思っています。

専門性を生かして応急処置と考えたときに災害時に私たちが全員駆けつけるのは難しい状態です。その時にメンバー一人一人が応急についての力をつけて、それぞれが地域で、活動し一人でも多くの方々が減災や応急の知識を地域に貢献していきたいと実際に活動しています。

2021年は埼玉エリアメンバーと救命講習を行ったり、三角巾を使ったワークショップなどを開催したりしました。

https://note.com/jyonetsuclub/n/n9f6757ebf7ff

今後は、有事下の減災の知識の共有として地域でワークショップを開催予定です。

■未病・東洋医学チーム

未病・東洋医学チームは、鍼灸マッサージ師や、整体師、助産師、理学療法士などが在籍しており、病気の手前の段階や病院では対応が難しい症例などに対して、各々が行なっている専門的なアプローチ方法や知識、考え方、新たに勉強したことなどを紹介、共有して普段の仕事や活動などに活かしていく活動をしています。

2021年は各々がzoomにて整体や妊婦、鍼灸マッサージ、食事など、各々の専門分野について講義を行いました。

陰陽五行説から見た食による未病zoomの資料より


今後も講義を続けていき、知識などを纏めたマニュアルを作っていく予定です。


■介護チーム


介護チームは、介護従事者が多数在籍しております。介護は介護を受ける人が日常生活の自立ができるようにするのが目的で、身体介助だけでなく、精神面の援助を行い、生活の質の向上を測れるようにするのが介護の役目と認識しています。


超高齢社会において、介護する人材が不足している現在、自分の家族は自分で介護する時代が到来しています。そこで、誰もが介護することができるように介護の知識や方法について共有する活動をしています。


2021年は初心者の方でも車椅子ユーザーの車椅子を動かせたり、介助ができたりするように車椅子講習会を行いました。また、幅広い年齢層を対象に麻痺があっても元気に家族みんなで楽しめるように情熱ラジオ体操を未病チームと介護チームで考案しました。

今後は初心者の方を含むすべての方が車椅子を動かせるように、介助ができるように、車椅子講習の実施、災害時に備えケリーパット講習等を視野に活動を予定しております。


■口腔チーム


口腔チームは、歯科衛生士の資格を持つメンバーが在籍しております。口腔ケアの必要性やケア方法などを学んでいます。


「口の健康の入口」と言われる程、口腔ケアは大切で、命に直結してしまうこともあります。有事の際には、口の中を清潔に保てず感染症にかかってしまう、炎症を起こしてご飯がうまく食べれず栄養がとれないといったことが想定されます。だからこそ、あえて口腔ケアを目的としたというチームがあります。


2021年は口腔ケアzoomをメンバー向けに開催しました。

口腔zoomの資料より


今後は有事下だけでなく、まずは常日頃から口腔ケアの大切さを知ってもらい、興味をもってもらえるような発信や活動を行っていく予定です。


■共生チーム


共生チームは、メンバー本人が障がいの当事者、メンバーのご家族が障がいの当事者、障害者支援施設で勤務する従事者などの方々がいます。


障害の種類や有無にかかわらず、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした人生を送れるようにするにはどうしたらよいのかを模索し、活動しています。


2021年は車椅子当事者zoom、手話zoomなどの活動を行ってきました。

今後は、当事者から直接伝える活動や障がいそのものについて考える活動など、現代社会や有事下において、弱者の立場に置かれやすい人達が一般の方と変わりなく過ごせるようにするための活動をする予定です。


以上が各チームのチームリーダーによる説明です。


2021年は全体的にzoomでの活動が多くなっていますが、今後はアナログで直接伝えていく活動をしていく予定です。そして、情熱クラブはどんな活動をしているのか、気になる方もいらっしゃると思いますが、このような活動をしているグループもあることが伝わり、メンバー内外で、何らかのポジティブな行動のきっかけになれば幸いです。


※ロゴ作成:小方大樹(埼玉エリア・アート部・ゲーム部)

あなたも情熱クラブに参加してみませんか?

情熱クラブのメンバーは、Mr.都市伝説 関暁夫と共に、このnote記事にあがっているような様々な活動をしています。

どんな活動をしているのか、もっと詳しく知りたい方は、こちらのページをごらんください!

http://978576a9a15610e9.main.jp/jyonetsuclub/activity/

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