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【防災時の飲み水確保について】

情熱クラブ キャンプ部、サバゲー部所属 沖縄エリアの吉浜と申します。
沖縄エリアでは毎月のZOOMミーティングとは別に、メンバーで集まり企画を行なっております。

先日の企画は沖縄にある湧水採水を行い、その湧水を手作り濾過装置で飲み水として飲めるかを実験しました。

手順としては
①各自メンバーの最寄りの湧水を各自ペットボトルに採水(午前中)
②中間地(今回は県総合運動公園)に集合
③事前に準備した材料で濾過装置を作る
④湧水を濾過し煮沸する
⑤試飲しメンバーの感想


①採水地は、川や樋川(方言でヒージャー)などの十数箇所を選びました。
採水した水は透明のものもあれば少し濁りがあるものもありました。

②③午後に集合し早速濾過装置を作りました。
※作り方はネットやYoutubeにて検索
空の2リットルペットボトルを切り抜き、フィルター部分を上から順に
A:布(ガーゼ)→軽石→活性炭→布→脱脂綿
B:布(ガーゼ)→砂→活性炭→布→脱脂綿

軽石バージョンと砂バージョンで試してみましたが、砂の方がしっかり濾過されてるようでした(個人の見解)。

④濾過してみましたが、予想以上にフィルターを通って水が落ちる速度が遅い。逆に捉えればしっかり濾過されているということ。
1回目濾過後の水は完全に透明になっていないので、
再度フィルターに通し、2回目、3回目まで濾過してやっと透明になったかと思います。ここまで約90~120分くらい。

透明になった水も臭いが残ってるような、、安心して飲めないかと。
やはり煮沸は必要だと感じました。

⑤煮沸後、少し冷まし実際に試飲。
すると少しとろみがあるような…
メンバーも同様の感想でした。少し時間が経ちかき混ぜて見ると糸のような物が。
正体はフィルターの一番下の「脱脂綿」が細かくなって水に混ざっていたのでした。


今回の活動のまとめとして参加メンバーで話し合った結果
・濾過装置は複数準備する必要がある(落ちる水が遅いため)
・フィルターの一番下は脱脂綿ではなく布にする
・採水する場所により水に臭みがある
・普段より水を大切に使う意識をする(いざというときの節水意識)
・当たり前に飲んでいる水のありがたみを感じた。
・準備に慣れていればもっと時間短縮できそう(2~3割くらい)

最後に集めた水の中で「垣花樋川」の上流部分から採水した水は煮沸なしでも飲めました。
臭みも感じず、その後もお腹の調子も問題なし。
個人の感想ですので、試してみる方は自己責任でお願いします。

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