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乗算

"苛立ちは感染る"ということを知っているから、苛立つ出来事があっても、出来るだけ顔に出さないように常日頃頑張っている…つもりなんだけど、やっぱり弟にはバレる。

どうしたものかと考えた結果、話をする時はマスクをすることにした。表情が分かりにくいからね。

理由は、コロナ、インフルエンザ、花粉、風邪気味等、何とでも言いようがある。

マスクは本当に便利だ。

コロナのせいで(お陰で?)、マスクをしていても不審がられないし、まぁある意味では生きやすくなった。

ちなみに、本当は黒が良いんだけど、少し重たい感じがするので、紺色のマスクをするようにしている。

おすすめは、Seriaに売っているコレ↓

ところで、君は"石抱"とは何か知っているかね?

※石抱とは、江戸時代に罪を犯したかもしれない者を白状させるために行われた拷問の一つである。

そのやり方は、角を削った材木を並べた「十露盤板」(三角の木を並べた板)の上に正座させ、ひざの上にどんどん石の板を置いていく。

石の板は一枚当たり約49キロもあり、1枚でもすさまじい痛みを感じるが、これを最大で10枚積むこともあったらしい。ちなみに、罪の大きさによって枚数は変動したらしい。

なんか西洋の拷問とかに比べて、地味な感じはするけど、シンプルに恐ろし過ぎる。想像してみると、苦痛の乗算スタイル。

乗算…乗算…乗算…

何故、加算ではなく乗算なのか?

でもまぁ、乗算なんだよなぁ。

ストレスも積み重なっていくと、確実に乗算される。

例えば、びっくりする程、些細な事でブチギレてしまうのって、まさにその典型的な一例である。

常日頃の不満の我慢が乗算されている事に自分自身が気づかないから、そのような結果になってしまうのだ。

だから皆様! 気をつけないといけませんよ!!知らぬ間に限界値を超えてくるかもしれないからね!!!

皮肉なことに、良くない事に限って、乗算。だけど辛い事があるから、楽しいと思える事もある訳で、結局何とも言えない。

常に無だったら、良いも悪いもない訳なんでね。

多分、楽しいと思えていた事が、楽しくなくなったりすることが、危険領域の合図なんじゃないかな。


プラスの方向を向うとするも、夥しい数のマイナスが覆い被さって、強制的にマイナスの方向に引っ張られる。

その結果、突発的に、「もう良いか。」と諦めそうになる。

毛細血管がブチブチと切れていくイメージ。

またしても暗いイメージが露骨に浮かぶフェーズに突入した。

それをどう言い訳しようか。

愛のある人達は大袈裟に悲しむかもしれない。…こんな時に、「愛がドウノコウノ…」なんて言われようもんなら…寒気で鳥肌。(꒪ཀ꒪)

(…世の中には、様々な原因と理由と要因で、綺麗事で片付けれる人とそうではない人が存在するからね。これこそが俗に言う 多様性 な訳なので、理解し合えなくても仕方がない)

ところで、木の枝は まるで脳の形状のようだね。




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