[バシェ音響彫刻] Baschet Sound Sculptures - LIVE 2020 - Ensemble Sonora + Sizzle Ohtaka + EXPE

バシェ音響彫刻を演奏するEnsemble Sonora
(沢田穣治+岡田加津子+渡辺亮)
おおたか静流 (voice)
Yoshitake EXPE (Space Guitar)
復元された5基が一同に会した機会は今後あるかわからない状況でのレコーデイングを昨年暮れ行いました。
自身の病気の罹患もあり今年は進めるのが遅れましたが
来年2022年には Unknown Silence レーベルからリリース準備を始める予定です。
ライブとはまた違った雰囲気の音源になります。
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京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA
バシェ音響彫刻 特別企画展
「バシェの音響彫刻」とは、ベルナール・バシェ(1917–2015)、フランソワ・バシェ(1920–2014)の兄弟によって考案された音の鳴るオブジェです。ニューヨーク近代美術館(MoMA)、パリ装飾芸術美術館など世界各地で活発に展覧会や演奏会が開催されました。
1970年の大阪万博において、鉄鋼館のディレクターであった作曲家・武満徹から音響彫刻の製作を依頼されたフランソワ・バシェは、来日して17基の音響彫刻をつくりました。1基1基すべて形状が異なる作品は、響かせるサウンドもさまざまで、誰もが音を出して楽しむことができるものです。しかし万博閉幕後、音響彫刻はすべて解体され、倉庫に保管されたまま世の中から忘れられていきました。約40年後の2010年、旧鉄鋼館が「EXPO’70パビリオン」として再開するのを機に、音響彫刻を修復・復元する計画が進み始めました。現在までに6基が修復され、音の出せる状態で保管されています。
本展では2013年に修復・復元された《高木フォーン》《川上フォーン》、2015年に京都市立芸術大学で修復・復元された《桂フォーン》《渡辺フォーン》、2017年に東京藝術大学で修復・復元された《勝原フォーン》が集います。
Special Thanks to
ギャラリー@KCUA

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